ISO対応・導入(ISO14001、ISO26000等) ブックマークが追加されました
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ISO対応・導入(ISO14001、ISO26000等)
ISO規格の導入や規格への対応による、マネジメントシステム構築や活動向上のアドバイス
ISO規格は、国際標準化機構(ISO)が制定する国際規格です。ISO14001(環境マネジメントシステム規格)や、ISO26000(社会的責任に関する規格)、ISO20121(イベントの持続可能性に関するマネジメントシステム規格)、ISO20400(持続可能な調達に関する手引)等のISO規格を導入・活用することにより、企業のESG戦略をブラッシュアップすることが可能です。
目次
- ISO26000(社会的責任に関する規格)
- ISO14001(環境マネジメントシステム規格)
- ISO20121(イベントの持続可能性に関するマネジメントシステム規格)
- ISO20400(持続可能な調達に関する手引)
- お問合せフォーム
ISO26000(社会的責任に関する規格)
ISO26000は、2010年に発行された社会的責任(Social Responsibility)に関する国際規格で、社会的責任とは何か、その実行にあたり何に対してどのように取り組んでいくべきかについての手引を提供するものです。
ISO26000は、ISO9001:2008(品質マネジメント)及びISO14001:2004(環境マネジメント)等とは異なり、認証規格やマネジメントシステムに関する規格ではない一方で、ESG領域で重視されるテーマ(人権・労働慣行・環境・公正な事業慣行・消費者課題・コミュニティへの参画及びコミュニティの発展)を中核主題とし、ガイドラインを提供しています。
ISO26000は、新たにCSR に取り組む企業においては入門書として活用することができ、すでにCSR に取り組んでいる企業においては、自社のCSR 活動やCSR 報告書の見直しの際の参考として活用することにより、自社のCSR 活動の充実やCSR 報告書のレベルアップに役立てることができます。デロイト トーマツは、ISO26000等を活用した企業のCSR戦略改善に関するアドバイスを提供します。
例えば、企業の現状をISO26000の基準に照らして、十分対応できている部分(強み)や未だ対応が進んでいない部分(弱み)を把握することが可能です。弱みを改善していくことにより、よりバランスの取れた、ステークホルダーに評価されるCSR活動を実施することが可能となります。
ISO14001(環境マネジメントシステム規格)
ISO14001は環境マネジメントに関する国際規格で、組織が自らの活動、製品及びサービスが環境に及ぼす影響をマネジメントし、環境保全及び汚染の予防を行い、継続的に改善するための規格であり、言い換えると「環境に関する目標を達成するための仕組み」に関する規格です。ISO14001は改訂を重ね、2015年に最新版が発行されています。
ISO14001を導入することにより、 PDCA サイクル(Plan、Do、Check、Act)による継続的改善の仕組みが導入され、結果として環境負荷の低減や環境事故の未然防止、社員の意識改革、コストの削減、売上アップ等を実現できる可能性があります。
デロイト トーマツは、ISO14001の導入や、認証取得・更新、内部監査人の養成等を支援します。
規格要求事項のつながりの全体像を理解することが重要です
規格要求事項関連図
ISO20121(イベントの持続可能性に関するマネジメントシステム規格)
ISO20121は、イベントの持続可能性に関するマネジメントシステムの国際規格です。2012年のロンドン夏季オリンピックのISO20121認証取得以降、世間からの注目が集まっています。
ISO20121では、環境・社会・経済の3つの側面から評価する「トリプルボトムライン」の考え方が基盤とされ、イベント後に残る影響も考慮し持続可能なイベントを運営することが求められています。ISO20121の活用により、イベント運営における環境・社会・経済的な影響を管理し、イベントの持続可能性を向上させるための仕組みを構築することができます。
また、ISO20121は認証規格であるため、第三者認証を取得することで社会に対するPRになるほか、ステークホルダーとのより良い関係の構築等の効果が見込まれます。
デロイト トーマツは、ISO20121の認証取得を支援します。
「イベントの持続可能性に関するマネジメントシステム」の主なねらいは、次の3点にまとめることができます
ISO20121のねらい
ISO20400(持続可能な調達に関する手引)
ISO20400は、2017年4月に発行された持続可能な調達に関する手引きを提供するISO規格です。組織の調達活動において、法・倫理・環境・人権等の社会的責任の観点も含め、将来にわたって持続可能であることに貢献することを目的に作成されました。
発行済みのISO26000(社会的責任に関する手引)を調達活動へ展開する規格としての位置づけで、調達においてISO26000で挙げられている7つの中核主題と37の課題に考慮することを求めています。
ISO20400は、ISO26000と同様、認証規格やマネジメントシステム規格ではなくガイドライン規格ですが、企業のサプライチェーンに関する責任拡大が叫ばれる中、ISO20400を活用することによってサプライチェーンにおけるESGリスクを低減することは、企業やそのステークホルダーにとって魅力的と言えます。
デロイト トーマツは、ISO20400を活用した企業の持続可能な調達推進に関するアドバイスを提供します。