ナレッジ

Inclusive growthに向けた経営戦略

Deloitte Global inclusive growth survey

企業価値は財務・経済指標を超えた多様な観点から評価されています。グローバル企業の経営者は、持続的な成功のためには、インクルーシブな成長へのコミットメントが不可欠であるという認識が高まりつつあります。

今日、社会の幅広い層に利益をもたらすinclusive growth(インクルーシブ・グロース:包摂的な成長)を目的として掲げる企業が増えています。これらの企業は、究極的にはすべての人により良い機会を創出することを目指しており、取締役会、経営者、そして顧客を含む組織の様々な関係者は、よりinclusiveな思考を求めています。職場におけるミレニアル世代の影響も重要な要因です。多くの企業が、パーパス・ドリブン(目的主導型)の思考を採用することで、グローバルな世界で自社が果たすべき役割を再定義するようになりました。

この目的意識を下支えするのは、格差ではなく平等が経済成長を促進するという信念、そして経済機会を通じて格差是正を目指す社会の取り組みに企業は関与すべきという信念です。また、消費者や顧客がこのような社会課題に注目し、強い関心を持っているという事実も忘れてはなりません。

これらの認識のもと、デロイトは、inclusive growthに関する経営者の認識・姿勢を調査するため、「Deloitte Global inclusive growth survey」を実施しました。

調査の結果、すべての人への機会創出を目指すinclusive growthが重要と考える経営者は増加しているものの、その大半が具体的な結果の創出について限界を感じていることが分かりました。経営者は、inclusive growthを前進させるため、部門を越え知見を持ち寄り連携することが求められています。

Deloitte Global inclusive growth survey 2018
[PDF: 781KB]
お役に立ちましたか?