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GRIからG4ガイドラインに関する新たな公表

追加された6つの「セクター別開示項目」

GRIは「G4サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン」の発効後、併用できるよう既存のセクター別補足文書を再構成・更新し、新たな「セクター別開示項目」という形式で再発行しました。今回追加された6つを含め、全10業種の開示項目が公表されました(統合報告関連ニュース2014.5.13)

GRIからG4ガイドラインに関する新たな公表

Global Reporting Initiative(GRI)は、「G4サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン」に関連する6つの「セクター別開示項目」を新たに公表しました。

GRIによる第3版と第3.1版のサステナビリティ・レポーティング・ガイドラインでは、業種特有の追加開示項目や要件を提供するセクター別補足文書を発行しました。
セクター別補足文書では、他の業種に比べ高頻度に、または重要視されるような業種特有のサステナビリティ論点を取り扱っています。
例えば石油・ガスセクター別補足文書には、埋蔵量、資源、再生エネルギーの利用、生物多様性のリスク、水処理、掘削廃棄物、地域コミュニティ、廃鉱といった開示項目が含まれています。

2013年5月の第4版サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン(G4)の発行の後、G4と併用できるよう既存のセクター別補足文書を再構成・更新し、新たな「セクター別開示項目」という形式で再発行しました。
2014年2月には金融サービス、石油・ガス、鉱業、電力事業の4つのセクター別開示項目の立ち上げを発表しました。

今回GRIが追加したセクター別開示項目は以下の6つです

・ 空港運営
・ 建設・不動産
・ イベント主催者
・ 食品加工
・ メディア
・ 非政府組織(NGO)

これらの6つのセクター別開示項目の追加によりG3およびG3.1ガイドラインのセクター別補足文書の移行を完了しました。なお、G4における全10業種の開示項目はGRIウェブサイトよりダウンロードすることが出来ます。また、現在検討中の追加セクター別開示項目はありません。

GRIは2015年12月31日以降に発行されるサステナビリティ報告書についてはすべてG4へ移行済みであることを期待しています。準拠のレベルは「中核(Core)」「包括(Comprehensive)」のいずれを満たすかにより異なってきますが、G4ガイドラインへの準拠を予定している企業は、セクター別開示項目も適用する必要があります。

また、これらの追加のセクター別開示項目の公表とともに、GRIはG4ガイドラインとCDP 2014気候変動質問書との調整をうたった、新しいGRI-CDP 連携文書を発表しました。

詳細は以下を参照ください。
New sector-specific sustainability reporting guidance from GRI(IASPlus・英語)

GRI Webサイト
New reporting resources help guide the way to more and better corporate disclosure(英語)

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