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A4Sが財務会計担当者向けの4つのサステナビリティの手引きを公表

サステナビリティを事業プロセスや意思決定に統合する際の問題の解決に役立つ4つの手引き

The Prince of Wales' Accounting for Sustainability Project (A4S)は、財務会計担当者向けに、サステナビリティを事業プロセスや意思決定に統合する際の問題の解決に役立つ4つの手引きを公表しました (統合報告関連ニュース2015.03.10)

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財務会計担当者向け4つのサステナビリティ手引き

The Prince of Wales' Accounting for Sustainability Project (A4S)は、財務会計担当者向けに、サステナビリティを事業プロセスや意思決定に統合する際の問題の解決に役立つ4つの手引きを公表しました。

この手引きは、2013年12月に設立されたA4S最高財務責任者(CFO)リーダーシップネットワークによって開発されたものです。CFOリーダーシップネットワークは、環境・社会問題のマネジメントを事業プロセスや戦略に統合しようと取り組む、EUの大企業のCFOから構成されています。そのため、それぞれの手引きには、同ネットワーク会員企業のケーススタディが書かれており、手引きの中で紹介されているアプローチやテクニックを実践するとどのようになるかについても示されています。
4つの手引きは以下の通りです。

  1. 自然資本・社会資本会計:自然資本・社会資本の重要用語について、幅広い会計フレームワークがどのように役立つかについて、説明。また、自然資本・社会資本の影響や変数を財務数値に変換するという試みについて説明。
  2. 投資家のエンゲージメント強化:インベスターリレーションの支援を目的とする手引き。例えば、財務業績情報のみを記載した四半期レポートの発行を取りやめ、その代わりに、投資家向けプレゼンテーションにサステナビリティ情報を取り入れる、等のアイディアを紹介。
  3. 将来の不確実性の管理:マクロのサステナビリティトレンドに起因する総合リスクの事業意思決定への統合を紹介し、これらのリスクの影響に関連する不確実性を克服する方法を説明。
  4.  CAPEX:社会・環境問題を統合するには、会社は、どのようにして既存の資本投資の評価プロセスを使うことができるのかについて説明。また、伝統的な投資意思決定をどのようにして広げられるか、より費用対効果が高く強靭なものとできるか、について説明。

これらの4つの手引きはA4SのWebサイトからダウンロードできます。CFOネットワークは、さらなるケーススタディの公表と、新たな手引きの作成を計画しています。統合経営報告についてや、予算策定や業績予測へのサステナビリティの統合についての手引きも作成される予定です。

詳細は以下をご参照ください。

A4S publishes four sustainability guides for accounting and finance(IASPlus・英語)

A4S Webサイト
A4S CFO Leadership Network activities
(英語)

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