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統合報告銀行業ネットワークが統合報告書における資本概念の適用状況に関するレポートを発行

調査対象の半数がIIRCの6つの資本概念を反映した統合報告書を作成

統合報告銀行業ネットワークが、銀行セクターの統合報告書での国際統合報告フレームワークの資本概念の適用状況について分析したレポートを発行した(統合報告関連ニュース 2015.09.07)

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統合報告銀行業ネットワークが統合報告書における資本概念の適用状況に関するレポートを発行

統合報告銀行業ネットワークが、銀行セクターの統合報告書でのIIRC(国際統合報告評議会)の国際統合報告フレームワークの資本概念の適用状況について分析したレポートを発行した。当該レポートは統合報告の適用のための業種別ガイダンスにもなっている。

資本は、統合報告の3つの基礎概念の1つである。資本とは組織によって利用されたり何らかの影響を受ける、経資源やステークホルダー等との関係である。統合報告フレームワークでは、財務資本、製造資本、知的資本、人的資本、社会・関係資本、及び自然資本があげられている。

この分析から主に次のことがわかった。
1. 一見したところ、銀行業では資本概念の適用は困難なようであるが、優良開示事例が増えつつある。
2. 調査対象20行のうち、8行が統合報告フレームワークに沿った表現の資本を用い、3行が、表現が異なるものの同様の概念のものを用いていた。
3. 重要指標(KPI)は、インプット(資源の使用)や資本の増減の説明ではなく、アウトプットやアウトカムの説明として使われていた。インプットに対して使われるケースでは、GRIガイドラインなど別のフレームワークに準拠して使われていた。
4. 最も共通して利用されていたのは、財務資本に関するKPIであった。これは投資家にもっとも直接的に関係し、もっとも数値化しやすいものと認知されている。その他の資本に関しては様々な指標が見られた。

詳細は以下をご参照ください。
http://www.iasplus.com/en/news/2015/09/ir-banking(IASPlus・英語)
 

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