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統合報告についての基本事項

統合報告についてのQ&A形式で説明します

統合報告についての基本事項をご説明します。 会計情報(2013年7月号)「Q&Aで確認する統合報告の基本事項」もご活用ください。 また、本ページに掲載していない事項でご質問がある場合は、「問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

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統合報告とは何か

Q1:国際統合報告評議会(International Integrated Reporting Council : IIRC)はどのような組織か?
Q2:「統合報告」とは?「統合報告書」とは?
Q3:何故、統合報告が必要なのか?
Q4:統合報告の目的は?
Q5:統合報告は他の企業報告に代わるものか?
Q6:統合報告フレームワークの目的は?
Q7:「統合的思考」とは何か?
Q8:統合報告書の利用者は誰か?
 

Q1:国際統合報告評議会(International Integrated Reporting Council : IIRC)はどのような組織か?
A1:IIIRCは国連機関、基準設定主体、産業界、金融機関、会計士団体等が参加する国際的な団体で、統合報告に関するグローバルなフレームワークの開発を目的としています。IIRCは2013年4月に統合報告に関するフレームワーク(案)を公表しており、年内には確定する見込みです。

Q2:「統合報告」とは?「統合報告書」とは?
A2:「統合報告は、有価証券報告書やアニュアルレポート、環境報告書、CSR報告書等で提供されている財務・非財務の情報を企業の価値創造プロセスに関連づけ、簡潔・明瞭な形で報告するプロセスです。
統合報告書は、財務・非財務の情報の中から企業の価値創造プロセスを説明するために重要な情報を簡潔・明瞭にまとめたものです。

Q3:何故、統合報告が必要なのか?
A3:企業を取り巻く環境の著しい変化は、企業価値を決定する要素の範囲を財務的又は有形の性質のものだけではなく、非財務又は無形の性質のものにまで広げています。このような状況下で財務情報を中心とした現在の企業報告では企業価値を表せなくなっていることから、非財務情報と財務情報の間の重要な相互関係を明らかにし、企業の価値創造能力をステークホルダーに効果的に伝達する企業報告が求められています。

Q4:統合報告の目的は?
A4:統合報告の目的は、持続可能性のある企業行動の実現に向けて、資本を適切に配分できるようにすることにあり、また、そのような行動に向けて統合的思考を促し、意思決定及び行動を変化させることにあります。

Q5:統合報告は他の企業報告に代わるものか?
A5:統合報告は既存の企業報告に取って代わるものではありません。統合報告書には、企業の価値創造に関係する特に重要な情報だけが簡潔に記載されるので、詳細な情報は、他の報告書で提供することになると考えられます。

Q6:統合報告フレームワークの目的は?
A6:統合報告フレームワークの目的は、企業が当該企業固有の価値創造ストーリーを表現するために最適な統合報告書の作成を支援することです。

Q7:「統合的思考」とは何か?
A7:統合的思考は、組織の短期、中期及び長期の価値創造能力に重要な影響を与えるあらゆる要素の相互関連を考慮する考えです。

Q8:統合報告の利用者は誰か?
A8:統合報告書の主たる利用者としては、株主や債権者等の財務資本の提供者が想定されています。

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