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コーポレートガバナンスの未来 

ガバナンス向上の核心は取締役会の改革にある

「監査等委員会設置会社」制度と共に、わが国にもコーポレートガバナンス・コードが導入された。2013年6月に閣議決定され、コード制定の契機ともなった「日本再興戦略」から3年を経ようとする今、企業サイドは改革の本質をどう捉え、何に着手すべきなのか。ガバナンス改革の支援を数多く手がけるデロイト トーマツのパートナー2人に聞いた。( 「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 2016年3月号」掲載)

ガバナンス向上の核心は取締役会の改革にある

 コーポレートガバナンス改革を議論するうえで大切なのは、そもそもガバナンスとは何かという共通認識だ。それがないと議論が拡散してしまいがちになる。

 例えば、経営者には効率性を追求して、企業価値を極大化する責任がある。それを果たすために、CEO(最高経営責任者)には業務執行上の権限が集中している。

 しかし、「根源的に人は弱い。選ぶべき険しい道がわかっていながら、易きに流れることもあります。人の集合体である組織も同じです。常に自己規律を維持できなくなる脆さをはらんでいます。その脆さをどう補強して、企業としての永続性を保ち価値を高めていくか。その仕組みがガバナンスと言えるでしょう」

有限責任監査法人 トーマツ
パートナー 北爪 雅彦
パートナー 松下 欣親 

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  • ガバナンスはプリンシプル 永遠に正解もゴールもない
  • 攻めこそガバナンスの要諦  受容可能なリスク基準の共有を
(PDF, 1.35MB)

コーポレートガバナンスの高度化に必要なフォワードルッキングな視点

企業の収益力をもう一段高めるためには、リスクの回避にとどまらず、リスクテイクの状況をステークホルダーと適切に共有し、フォワードルッキングな視点により攻守のバランスがとれたリスクマネジメントを可能にする『コーポレートガバナンスの仕組み』を構築することが有効である。
当法人ではフォワードルッキングな視点を活かした下記サービスも提供している。
 

・マクロリスク情報Webキャスティング

・マクロ経済シナリオ分析を用いた海外投資評価

・リスクアペタイト・フレームワーク構築支援

・ストレス テスティング支援サービス(金融機関向け)

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