最新動向/市場予測

イノベーションのライセンス

ソーシャル・インパクトをもたらすブレイクスルー戦略

昨今、世界の先進的な企業では、社会が直面する課題の解決を目指して大義ある経営目標を掲げ、経済価値と社会価値を同時追求する経営モデルを志向する動きが見られます。日本でも、一部の企業や社会起業家が国内外の社会課題の解決に取り組む様子が報道されています。

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企業が社会課題の解決に取り組むようになってきた世界的な潮流の背景にあるのは、企業の影響力の拡大に伴い、企業に対して社会課題解決の担い手としての期待が高まっていることと、金融危機の反省に基づく投資家の姿勢の変化だと考えられます。

世界の先進的な企業は、このような社会の変化に迅速かつ戦略的に対応し、新たな市場創造や機会創出につなげていくことが、今後の成長の鍵となることに気付いています。この潮流に乗ってイノベーティブな戦略を打ち出し実行する中、日本企業は充分に対応できているのでしょうか。イノベーションに関して言えば、日本企業では経営トップ主導の取組みが進みつつあるものの、未だ限定的な状況です。その中でも取組みを積極化する企業は成長率が高く、資本市場からの評価も高い傾向があることも判っています。

経済価値と社会価値を同時追求するソーシャル・イノベーションには、従来の経済的利益追求におけるイノベーションとは異なる課題があります。社会課題が複雑化しており、一企業が単独で解決するにはハードルが高すぎることが多々あることが要因の一つとしてあります。本紙では、各戦略のメリット・デメリットを分析し、また、陥りやすい失敗例も紹介しています。本紙が日本企業の、ひいては日本発のソーシャル・イノベーションの嚆矢となり、日本企業と社会の価値向上につながれば幸甚です。

目次

序文
はじめに
ソーシャル・インパクトを追及する事業例
・需要に関する観点
・供給に関する観点
ソーシャル・インパクトを目的としたイノベーションにおける障壁
5つのソーシャル・イノベーション戦略
・外部ソリューションへの投資
・ネットワークを活用する
・ソリューション開発を外部で加速させる
・サンドボックス・ソリューション
・社内でのイノベーション
ソーシャル・イノベーションに向けた企業の準備状況を認識する
「最適な」戦略を選ぶ
結論
謝辞

※詳しくはPDFをご覧ください 

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