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ケイマン諸島、AEOIポータルに関する最新情報

米国税務 QI/FATCA関連情報/2016年4月18日

2016年4月4日、ケイマン諸島税務情報庁(Tax Information Authority:TIA)は、自動情報交換(Automatic Exchange of Information:AEOI)ポータルユーザーガイドバージョン1.3を発表した。この中では、米国の外国口座税務コンプライアンス法(Foreign Account Tax Compliance:FATCA)および英国王室属領と海外領土(Crown Dependencies and Overseas Territories:CDOT)それぞれについて必要となる通知手順を説明している。(米国税務 QI/FATCA関連情報/2016年4月18日)

1. AEOIポータルユーザーガイド更新版発表

2016年4月4日、ケイマン諸島税務情報庁(Tax Information Authority:以下「TIA」)は、自動情報交換(Automatic Exchange of Information:以下「AEOI」)ポータルユーザーガイドバージョン1.3を発表した。この中では、米国の外国口座税務コンプライアンス法(Foreign Account Tax Compliance:以下「FATCA」)および英国王室属領と海外領土(Crown Dependencies and Overseas Territories:以下「CDOT」)それぞれについて必要となる通知 手順を説明している。同ユーザーガイドは報告手順についても記載しているが、本バージョンではFATCA用の報告についてのみであることに留意すること。今後、英国CDOT用の報告の説明を含むバージョン2.0は4月下旬に公表される予定となっている。

2. AEOIポータルの再開

2016年4月11日、TIAはAEOIポータルを再開し、FATCAおよび英国CDOTについて報告金融機関(Reporting Financial Institutions:以下「RFI」)が通知できる状態となっている。ポータルの再開および関連するユーザーガイドの更新は数週間遅れの実施となった。ケイマン諸島ではゼロ申告の送信は義務付けられていないものの、すべてのRFIは、報告対象口座を有しているか否かを問わず、通知の送信が義務付けられている。

3. FATCA・英国CDOTの通知・報告期限が延長

2016年4月8日、ケイマン諸島国際税務協力局(Department of International Tax Compliance)は2016年のFATCAおよび英国CDOTの「通知・報告期限の施行に対し柔軟な姿勢で臨む」とする業界に関する勧告を発表した。今後通知は2016年6月10日まで、報告は同7月8日までであれば、罰則やその他の不利な影響を被ることなく送信することができる。この期限の猶予は、ポータル開設およびガイダンス公表の遅延によるものであり、一部のRFIにとっては通知および報告の期限の延長が切望されていた。

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