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新欧州連合関税法典(UCC)

欧州関税アップデート:2015年12月号

新欧州連合関税法典(Union Customs Code:UCC)はEUにおける関税関連規則のアップデートであり、その多くの条項は、Delegated ActsおよびImplementing Actsの採択をもって2016年5月1日から適用予定である。Delegated ActsおよびImplementing Actsの公表は2015年末または2016年初頭になるものと予測されており、本ニュースレターはその最終化前の草案を基に作成されている。(欧州関税アップデート:2015年12月号)

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UCCの導入は、関税関連規則および手続の合理化、事業者に対する法的な予測可能性および画一性の提供、関税当局に対する透明性の向上、手続の簡素化およびペーパーレスの電子手続環境への移行等を目標としたものである。UCCが要求する電子手続環境への移行は、2020年12月31日までに行われる予定である。

2016年5月1日以降の改正は、保税倉庫等の特別措置を使用する事業者に対する保証金(guarantee)の義務化等様々な項目を含むが、本ニュースレターでは、欧州において事業を営む日系企業の営業損益に影響し得る以下の項目の概要を説明する。

  • ファーストセールの廃止
  • ロイヤルティーおよびライセンス料の課税要件拡大
  • 再輸出加工免税(Inward Processing Relief)の改正
(302KB, PDF)

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