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シニア アカウンティング オフィサーの「主たる職務」に関する判決:「合理的な措置」の明確化 ほか

Global Tax Update:2017年9月号/英国

本ニュースレターでは、「シニア アカウンティング オフィサーの「主たる職務」に関する判決:「合理的な措置」の明確化」を含む3つのトッピクに分けて解説する。(Global Tax Update:2017年9月号/英国)

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1. シニア アカウンティング オフィサーの「主たる職務」に関する判決:「合理的な措置」の明確化

英国簡易裁判所(First-tier Tribunal)は、シニア アカウンティング オフィサー(Senior Accounting Officer:SAO)が非公開企業グループの財務担当役員であった2012年度および2013年度におけるSAOの主たる職務に係るペナルティにつき、上訴を認めた。英国歳入税関庁(Her Majesty's Revenue and Customs:HMRC)は、2014年にグループのアドバイザーにより提出されたVAT申告書に関する推定純誤差額136万ポンドの修正通知を受けて、当該グループの元SAOに対して、ペナルティを課していた。

2. VAT:Temple Retail:関連会社間のリチャージ:上級裁判所の判決

Temple Retail Ltd(“Retail”)およびTemple Finance Ltd (“Finance”)は、与信制約のある顧客に対して分割払購入契約に基づき商品を販売するPerfectHomeグループのグループ会社である。すべての仮払VATが還付請求できる事業者であるRetailは、グループの広告費および施設関連費用の20%をFinance(非課税事業収入によよりすべての仮払VATが還付できない)に負担させた。上級裁判所(Upper Tribunal)は、より多くの費用をFinanceに負担させる事により、課税売上割合方式を適用した際の結果がより厳しくなるようにすべきであったというHMRCの主張を棄却している。

3. VAT免除およびプラットフォームサービス:英国簡易裁判所の判決

英国簡易裁判所は、Blackrock Investment Management (UK) Ltd訴訟における判決を公表した。この訴訟ではBlackrockが投資ファンドの運用に利用した「Aladdin」と称する電子資産運用プラットフォームによるサービス提供が、特別投資ファンド(Special Investment Fund - SIF)の運用であり、したがってVAT非課税として取り扱われるべき否かが争われた。

>> Click for English [First Senior Accounting Officer ‘main duty’ decision: greater clarity on ‘reasonable steps’]

(215KB, PDF)

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