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中国国家税務総局が関連者間取引申告と同期資料の管理に関する公告を公布

Tax Analysis:2016年7月13日号/中国

中国の国家税務総局は2016年6月29日付で、「関連者間取引申告と同期資料管理の整備に関する公告」 (国家税務総局公告2016年42号)を公布した。昨年公表された「特別納税調整実施弁法」のディスカッションドラフト は、「特別納税調整実施弁法(試行)」(国税発[2009]2号により公布)を全面的に改正するものであったが、公告は関連者間取引申告と同期資料の管理に関する内容のみを改正するものである。(Tax Analysis:2016年7月13日号/中国)

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関連者間取引申告と同期資料管理の整備に関する公告(国家税務総局公告2016年42号:以下「公告」)は中国の移転価格に関するコンプライアンスの新しい指針となるものであり、BEPS行動13と密接に関連するだけでなく、中国税務機関の近年における移転価格分野での実務を総括するものでもある。また、今後における移転価格管理の新しいスタートともなる。当該公告の公布は、BEPS行動13の勧告が中国において実施されることを意味し、中国の移転価格分野の発展の新たな節目でもある。

本ニュースレターでは、以下のトピックに分けて解説する。

(1) 関連関係および関連者間取引の認定
(2) 関連者間取引申告
(3) 同期資料管理
(4) 法律責任
(5) デロイトのコメント

>> Click for English [SAT Issued New Rules on Reporting of Related Party Transactions and Contemporaneous Documentation]

(316KB, PDF)

参考資料:国家税務総局 関連者間取引申告と同期資料の管理に関する公告

関連者間取引申告と同期資料管理の一層の整備を図るために、『中華人民共和国企業所得税法』及び同実施条例、『中華人民共和国税収徴収管理法』及び同実施細則の関連規定に基づき、関連する問題について2016年第42号を公告する。

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