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サービス
AEO資格取得サポート/取得後の管理体制の評価・再構築支援サービス
AEO管理体制を構築・維持できる企業のみが貿易円滑化のメリットを享受できる
国際的なイベント等の後に予想される、貿易円滑化の更なる促進と、高リスク対象への審査・検査の強化に備え、AEO資格の取得/取得後のコンプライアンス維持・向上、事後監査に向けたAEO管理体制(PDCA)の再点検・再構築が企業にとって急務です。
目次
- AEOへの正しい理解
- 社会的トピックから俯瞰したAEO管理体制再点検の必要性
- AEO事業者の法令遵守・セキュリティ管理体制の自己点検・内部監査サービス(一例)
- AEO資格取得に係るサポート
- 私たちの強み
AEOへの正しい理解
~AEOは参加のハードルが高いと思っていませんか?~
AEO事業者に求められるのは、事故をゼロにすることや、形式だけが整った法令遵守規則を策定することではありません。事故発生時に迅速・適正に対応し、事故の低減に向けた取組を行うための体制作りが肝要であり、企業の規模や事業内容に応じた取組による対応が可能です。
~その一方で、AEO資格は一度取得すれば安心だと思っていませんか?~
AEO制度には認定期限の定めがないため、一度取得してしまえば安心だと思っていませんか?脆弱性を自ら発見・解決・改善(自浄)する能力が十分ではないと判断された場合、関税法の規定に基づき、取消しができることになっています。実際に、日本でも取消が行われた例があるほか、最近では重大な非違が生じたことにより、自らAEO資格を返納せざるを得なくなった企業もいます。
社会的トピックから俯瞰したAEO管理体制再点検の必要性
<税関による検査・取締強化>
国際的なイベント等に向け、今後、出入国者数や輸出入件数が増加した際に税関は、貿易円滑化の促進と安心・安全な社会の実現のため、高リスク対象への審査・検査を更に強化するとともに、AEO事業者に対しては、貿易円滑化のメリットを付与するに値する企業であるかどうか、コンプライアンス管理体制等の確認を行っていくことが想定されます。
<コンプライアンス違反におけるペナルティ>
コンプライアンス違反に対する社会的意識の高まりから、ペナルティを受けた際のインパクトは日に日に増大しています。
<脆弱性を自ら解決・改善する自浄能力が必要>
AEO事業者が過度に恐れを抱く必要はありません。しかし重大な事故が生じ、それを外部から指摘された場合には、多大なインパクトがあります。脆弱性を自ら解決・改善する自浄能力が十分であるか、今一度、 AEO管理・実施体制の再構築・再点検をしてみませんか。
AEO資格取得に係るサポート(一例)
デロイト トーマツでは、AEO資格取得に係るサポートを行っています。
- AEO資格取得前後に伴う業務および費用負担と、AEO資格取得後のメリットの整理
- クライアントの貿易体制の現状と、税関が求める要件のFit & Gap分析を行い、理想的な法令遵守体制構築、セキュリティ要件充足をサポート
- 税関からの資格取得および業務遂行のため、有機的に結合したCP・マニュアル作成のサポート
- 申請に向けた必要書類の準備サポート
AEO事業者の法令遵守・セキュリティ管理体制の自己点検・内部監査サービス(一例)
クライアントのニーズに合わせたサービスを提供します。内部監査に係るサービスにおいては、デロイト トーマツ グループ内の内部監査の専門家と共同で提供します。
- チェックリストによるヘルスチェック
- 内部監査のアウトソーシング・コソーシング
- コンプライアンスプログラム等の規程およびマニュアルの整備
- 法令遵守セキュリティ管理体制構築支援
- 教育・浸透施策の支援
私たちの強み
AEO制度の主要プレーヤーである税関、フォワーダー、通関業者等出身者の豊富な知見と経験やデロイトのグローバルネットワークを駆使し、クライアントの法令遵守・セキュリティ管理体制の評価および構築を多角的にサポートします。
AEO認定事業者のためのITソリューション:HSコードの特定をサポートする検索エンジン「Trade Search」
Trade SearchはクラウドベースのHSコード検索エンジンであり、通関業者、製造業者のDX/オンラインオペレーションを支援するITソリューションです。
通関業者による企業の輸出入通関手続き時や、製造業者がFTAに係る原産性判定に行う品目分類(HSコード採番)を、正確に、そして効率的に行うための各種機能を装備しています。
分類したいアイテムと、分類の決め手となる関税率表解説や事前教示等のデータソースを効率よく結びつけ、ユーザーの正確な分類を後押しします。
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