調査レポート

世界モバイル利用動向調査 2017

Global Mobile Consumer Survey 2017

「世界モバイル利用動向調査 2017」は、デロイトのテクノロジー・メディア・テレコムインダストリーによって実施されたグローバル調査です。本レポートはグローバル調査をもとに日本のテクノロジー・メディア・テレコムインダストリーが作成しています。レポートではデバイス所有状況、携帯電話事業者、店舗利用状況、携帯電話を利用したコミュニケーション、携帯電話の利用習慣、携帯電話に搭載されたテクノロジーについて分析しています。

世界モバイル利用動向調査2017

2017年は、PCやスマートフォンによるオンラインアンケートを通じて、世界33ヶ国・地域、計53,150人を対象に調査を実施。本レポートでは「デバイス所有状況」「キャリア/店舗」「携帯電話で何をするか」「テクノロジー」という4つのテーマを設けました。携帯電話やデバイスを取り巻く現状に関して、イギリス・ドイツ・中国・オーストラリア・カナダの5か国と、日本を比較分析しています。


■調査レポートのサマリ

・デバイス所有状況

日本におけるスマートフォンの所有率は昨年より伸長したものの6割と他国より低い。その一方で、従来型携帯電話の所有率は2割と他国より高く、3G時代のガラパゴス色は弱まっているものの、依然としてユニークな市場環境である。

 

・店舗

スマートフォンの購入チャネルは店舗が主流であるが、オンラインでの購入が増加している。店舗への訪問目的の4割は機種変更であり、店舗独自の取り組みが訪問の目的となっていない。また、「キャリアショップに期待するサービスがない」と7割以上が回答しており、顧客とのタッチポイントである店舗の運営を見直すことが求められている。

 

・キャリア

日本の携帯電話事業者のシェアは主要3社であるNTT docomo、au、SoftBankが75%となったが、シェアは昨年より10%減少した。MVNO事業者はシェアを12%に伸ばしており、市場における存在感を増してきている。

 

・利用

日本ではスマートフォン所有者の2割が「使いすぎている」と認識するほど携帯電話が日常生活に浸透している。また、LINEが年代を問わず広く使われており、若い世代になるほどメールや音声電話など従来型のコミュニケーションからインスタントメッセージアプリやSNSへの切り替えが進んでいる。

 

・技術

近年発売されるスマートフォンには指紋認証機能や、AIを利用して音声で話しかけると動作を行うような音声アシスタント機能が搭載されており、日本を含む分析対象各国で、総じて音声アシスタントが1割程度使用されている。日本での音声アシスタントの利用目的は情報検索や天気の確認が多く、高度なコンシェルジュ機能としてはまだ活用されていない現状である。

しかし、音声を使ったサービスの認知は3割を超えており、音声アシスタントの高度化に加え、今後はさらに多くのデータの蓄積により個人の嗜好を最もよく知る存在の“パーソナルエージェント”として、人々の生活に深く入り込んでいく可能性もあるのではないだろうか。

 

*同レポートのニュースリリースはこちらをご覧ください。

https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20171214.html

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スマートフォンの指紋認証機能の利用動向

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