調査レポート

世界モバイル利用動向調査 2019

Global Mobile Consumer Survey 2019

「世界モバイル利用動向調査 2019」は、デロイトのテクノロジー・メディア・テレコムインダストリーによって実施されたグローバル調査です。レポートではデバイス所有状況、契約キャリアと店舗種別の利用状況、5G利用への希望度、サブスクリプション、ゲーム、デジタル・ウェルビーイング、プライバシーについて分析しています。

世界モバイル利用動向調査2019

2019年は、PCやスマートフォンによるオンラインアンケートを通じて、世界28ヶ国・地域、計44,150人を対象に調査を実施。本レポートでは「デバイス所有状況」、「キャリア/店舗」、「5G」、「携帯電話で何をするか」、「サブスクリプション」、「ゲーム」、「デジタル・ウェルビーイング」、「プライバシー」という8つのテーマを設けました。携帯電話やデバイスを取り巻く現状について、主にイギリス・ドイツ・カナダ・韓国・中国の5ヶ国と、日本を比較分析しています。

 

■調査レポートのサマリ

【デバイス所有状況】

スマートフォンの所有率は各国で9割前後となった。日本でも従来型の携帯電話に置き換わる形で徐々に伸びている。一方で、日本におけるスマートスピーカーの所有率は4%に留まるなど、スマートデバイスへの感度は低い。

 

【キャリア/店舗】

日本におけるキャリアの利用状況に大きな変化はないものの、MVNOが昨年に引き続き増加。35-44歳ではMVNOの利用者は27%に達した。一方で、3キャリアはデータ容量や通信の質を重視する18-24歳で利用比率が高い。

買い替え理由は「壊れたら」が46%でトップだが、「5Gが使えるなら」も9%にまで達しており、5Gが買い替えの契機になる可能性がある

 

【5G】

日本は各国に比べて慎重な姿勢ではあるものの、約4分の1が「利用可能になり次第」「評判がよさそう」なら5Gへ乗り換えると回答。一方、追加料金を払っても利用したい5Gのサービスは「あてはまらない」が大半を占め、5G自体への認知が進んでいない可能性も考えられる。

 

【携帯電話で何をするか】

日本は18-24歳がSNSやゲーム、65歳-75歳が天気アプリや新聞・ニュース系のアプリを利用。ECでの買い物、モバイルキャッシュレス決済はスマートフォン所有者の全世代に浸透しつつある。また、使ったことのあるモバイルキャッシュレス決済手段はPayPayとLINE Payがそれぞれ15%でトップを占めた

 

【サブスクリプション】

他国に比べると、動画・音楽・新聞/雑誌のすべてにおいて普及率が低い。他国で40%を超える動画も日本では21%に留まった。

 

【ゲーム】

日本では34歳以下がプレイヤーの中心となり、35歳以上は落ち込みが他国よりも低くなっている。カジュアル系・パズルゲームが各国で一番人気のジャンルに。欧州ではカードゲーム、アジアではアクション/アドベンチャーや戦略系に人気が集まった。

日本はアプリ内課金をする層は少ないものの、一人当たりの課金額は高い傾向にある。

 

【デジタル・ウェルビーイング】

他国に比べて「使いすぎ」という意識が30%と薄く、利用を制限するための行動をとっている人は少ない。

 

【プライバシー】

個人データが企業に利用されていると思うスマートフォン所有者は2年前に比べて10%増えているが、欧州などと比べて低い水準に留まっている。利用規約は他国に比べてより読んでいるという結果となった。

 

 

*グローバルレポート 

Deloitte’s 2019 Global Mobile Consumer Survey

Tracking consumers’ digital behavior around the world

https://www2.deloitte.com/us/en/insights/industry/telecommunications/global-mobile-consumer-survey.html

 

*同レポートのニュースリリースはこちらをご覧ください。

https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20191211.html

 

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