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2016年度 日本テクノロジー Fast50 受賞企業

ランキング傾向と受賞企業のご紹介

Fast50受賞企業50社の過去3決算期の売上高成長率の平均値は323%、成長率100%以上の企業が29社、58%と過半数を占め、勢いのある新興企業の成長がTMT関連業界の活性化に寄与していることがうかがえる結果となりました。1位は資産運用に関する総合プラットフォームの開発と提供を行う株式会社ZUUで成長率5,196%を記録。

2016年度 日本テクノロジー Fast50 授賞式の模様

2016年度 日本テクノロジー Fast50 Winners Report

概要

Fast50受賞企業50社の過去3決算期の売上高成長率の平均値は323%、成長率100%以上の企業が29社、58%と過半数を占め、勢いのある新興企業の成長がTMT関連業界の活性化に寄与していることがうかがえる結果となった。

1位は資産運用に関する総合プラットフォームの開発と提供を行う株式会社ZUUで、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率5,196%を記録。2位は2,607%を記録した機械学習/深層学習技術、自然言語処理を用いたアルゴリズムソリューションの提供を行う株式会社PKSHA Technology、3位には飲食店向け予約顧客台帳サービスアプリケーションの開発と提供を行う株式会社トレタがランクインし、成長率1,854%を記録した。
いずれも3決算期という短期間で目覚ましい飛躍を遂げており、日本企業全体を過去10年という長いスパンで見ても、売上増加率が1,000%を超える企業は数少ない中、受賞企業の高い売上高成長率には目を見張るものがある。

受賞企業業種

受賞企業を業種別にみると、最も多かったのがメディアで全体の36%を占めた。2位がソフトウエアで34%、3位の通信が16%だった。
自然言語処理やAIなど、今後ますます需要が高まる可能性が高い技術を擁する企業も複数ランクインしており、次年以降のさらなる伸びが期待される。

受賞企業の売上高規模

受賞企業の売上高規模の内訳では、前年は増加していた10億円-50億円未満の企業が44%とそれ以前の水準に戻った一方、50億円-100億円未満の企業が18%と割合を増やしているのが特徴的である。

受賞企業の上場の有無/上場市場

受賞企業の6割以上(32社)が上場している。これらの企業は、上場企業に求められる企業の継続性および収益性、企業経営の健全性などの審査基準を満たしているといえる。
また新規IPO件数で存在感を見せている東証マザーズ上場企業が、Fast50の受賞企業においても多数を占めている。東証への上場を目指している、勢いのある企業が大きく売上を伸ばし、市場活性化に寄与している。

脚注:2016年9月末日現在
 

関連リンク
 

テクノロジー企業成長率ランキング 第14回 「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」発表(ニュースリリースの全文がご覧いただけます)

日本テクノロジー Fast50 Winners Report 
(過去に実施された「日本テクノロジー Fast50」のランキング傾向や受賞企業をご紹介した、年次レポートをご覧いただけます) 

(1.44MB,PDF)
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