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2017年度 日本テクノロジー Fast50 受賞企業

ランキング傾向と受賞企業のご紹介

Fast50受賞企業50社の過去3決算期の売上高成長率の平均値は201%、成長率100%以上の企業が32社と全体の64%を占める結果となりました。受賞企業のうちAIを事業に取り入れている企業は19社に上り、IoT、フィンテック等と併せて、TMT業界のトレンドを体現する企業が入賞しています。1位は個人の得意を売買するスキルのフリーマーケット「ココナラ」を運営する株式会社ココナラで、成長率1,252%を記録。

2017年 日本テクノロジーFast50 授賞式

2017年10月18日 有限責任監査法人トーマツは、日本国内のTMT業界の企業を対象にした、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率のランキング、「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2017年 日本テクノロジー Fast50」を発表し、授賞式を行いました。

2017年度 日本テクノロジー Fast50 Winners Report

概要

受賞企業50社の過去3決算期の売上高成長率の平均値は201%、成長率100%以上の企業が32社と全体の64%を占める結果となった。事業領域別の構成比を見ると、最も多かったのがソフトウエアの19社で全体の38%、2位がメディア(16社)で32%、3位が通信(9社)で18%だった。
1位は個人の得意を売買するスキルのフリーマーケット「ココナラ」を運営する株式会社ココナラで、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率1,252%を記録。2位は飲食店向け予約顧客台帳サービスを行う株式会社トレタが成長率1,244%を、3位には資産運用に関する総合プラットフォームの開発と提供を行う株式会社ZUUが成長率1,151%をそれぞれ記録し、ランクインした。

受賞企業業種

受賞企業を事業領域別の構成比を見ると、最も多かったのがソフトウエアの19社で全体の38%、2位がメディア(16社)で32%、3位が通信(9社)で18%だった。
AIを事業に取り入れている企業は19社(ソフトウエア7社、メディア9社、通信3社)に上り、IoT、フィンテック等と併せて、TMT業界のトレンドを体現する企業が多く入賞している。

受賞企業の売上高規模

受賞企業の売上高規模の内訳では、売上高50億円以上の企業の受賞件数が増加傾向にあり、今回は全体の38%と4割に迫っている。一方で、構成比に変化はあるものの、売上高50億円未満の企業が過半数を占める傾向は続いている。また、受賞企業には、売上高が拡大基調にあり、今後も規模拡大が見込まれる企業が複数含まれていると考えられる。

受賞企業の上場の有無/上場市場

2017年の受賞企業の6割以上にあたる33社が上場している。これらの企業は、上場企業に求められる企業の継続性および収益性、企業経営の健全性などの審査基準を満たしているといえる。
東証一部上場企業は受賞企業全体の1/5を占める。厳しい上場基準を満たした企業が新興市場を牽引していると考えられる。
「高い成長性」を上場申請の適合要件として求めるマザーズへの上場企業は受賞企業の約7割を占めている。株式市場から調達した資金を効果的に事業に投入し、急成長を遂げている企業が複数ランクインしていると考えられる。

脚注:2017年9月末日現在
 

関連リンク
 

テクノロジー企業成長率ランキング「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド  2017年 日本テクノロジー Fast50」発表(ニュースリリースの全文がご覧いただけます)

日本テクノロジー Fast50 Winners Report 
(過去に実施された「日本テクノロジー Fast50」のランキング傾向や受賞企業をご紹介した、年次レポートをご覧いただけます) 

(2.28MB,PDF)
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