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「XR Kaigi 2022」出展レポート

デロイト トーマツ コンサルティングはエヌビディア社と合同で「XR Kaigi 2022」にゴールドスポンサーとして協賛・出展しました

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(DTC)はエヌビディア社と合同で、国内最大級のVR/AR/MRカンファレンス「XR Kaigi 2022」にゴールドスポンサーとして協賛・出展致しました。産業向けのインダストリアルメタバースをテーマに、現状と今後の展望についてオンライン講演を行い、オフラインではエヌビディア社のOmniverseというサービスを展示しました。

XR Kaigi2022イベント全体の総評

「XR Kaigi」は、2019年に開始し4周年を迎える国内最大級のVR/AR/MRイベントです。2022年はコンシューマだけでなく多くの企業が、メタバースやXR技術に関心を持ち実際に取り組みを始めた事例が増えました。その結果、XR KaigiのBtoB向けエリア「MeetXR」は大盛況となりました。

世界で活躍するクリエイター陣による基調講演から始まり、様々なハード・ソフトウェア企業による講演・展示も所せましと並んでいるのを見て、業界全体の盛り上がりを感じました。"メタバース"という言葉がバズワードのように世界中で飛び交い、直近では価値が出せないサービスが淘汰されていく中で、その裏側にあるAR/VRの技術はソフトウェア・ハードウェア共に着実に進化をしていました。ソフトウェア面ではWebから開くことができるARが普及し、デバイス関係なく誰でも手軽にAR体験ができるようになったり、ハードウェア面では軽量なモーションセンサーや高度なハプティクスデバイスなどの周辺技術も進み、より高度な没入体験や現実とデジタルをリンクさせた体験が可能となりました。

XR技術が進化・普及することでこれまでの顧客体験や従業員の働き方など大きく変化していくと考えられますが、デロイト トーマツ コンサルティングはこれからもXR領域での様々な技術変化を素早く捉え、お客様の課題解決・次世代の価値提供に貢献していきます。

イベント概要

概要

「XR Kaigi」は、「つながり、共有し、高め合う」を目的として開催されてきたXRカンファレンスです。XRという新たな領域に挑戦する開発者・クリエイター同士がコミュニケーションをとり、ノウハウを共有し、そして来るべき未来に向けて、業界全体で盛り上がるイベントを目指し、2019年より様々な方式で開催してきました。

2022年は「Create Everything(なんでもつくろう)」というキャッチコピーを掲げ、昨年のオンライン・オフライン“ハイブリッド型”方式を継承し、今年はBtoB向けの体験型展示会「Meet XR」と合同開催し、オフラインのフロア面積を大幅に拡張しての開催となります。(公式サイトより)

開催期間

  • XR Kaigi オンライン:2022年12月14日(水) ~ 16日(金)
  • XR Kaigi オフライン:2022年12月22日(木) ~ 23日(金)

オンライン講演

オンライン講演として、インダストリアルメタバースをテーマにしてエヌビディア社のOmniverseチームの方々と共同でDTCの森正弥(執行役員 アジア太平洋先端技術領域リーダー/ Deloitte Digital Institute 所長)と稲葉貴久(dXCo XTRHub マネジャー)が登壇し、産業メタバースのビジネスとしての現状から今後のビジョンまで事例を交えてご説明しました。さらに、エヌビディア社のインダストリアルメタバースプラットフォームであるOmniverseの海外で導入されている先進的な活用事例と共に、クリエイターの方々が実際にOmniverseを触り始めるための方法を解説しました。

 

アーカイブ動画もございますので、ぜひご覧ください。

オフライン展示

オフライン展示では、Omniverseで再現した、倉庫の中に没入する配置シミュレーション体験デモを行いました。

来訪したお客様には、VRゴーグルを被って現実と見間違えるほどのクオリティの倉庫に没入していただき、その中で様々な荷物を動かすことで倉庫内にどのような影響を及ぼすかをシミュレーション・体験していただきました。また、デモを体験した上でお客様のビジネスにおいてどのようにメタバース・XRを活かすことができるか、DTCメンバーがその場でご相談に乗るディスカッションも実施しました。普段あまり触れることのない産業向けのVRの体験ができ、クイックにアイディエーションができるということもあり、多くの来場者の方々にお立ち寄りいただくことができました。

 

Emerging Technology

デロイト トーマツ グループは、Web3、量子技術、5GといったEmerging
Technology(以下ET)について、各業界の支援実績等に基づく幅広い知見を有しています。また、グローバルを含むアカデミア・産業界・政府系機関との繋がりを有しており、ETの最新動向を踏まえた価値提供・創造が可能です。

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