コーポレート情報

デロイト トーマツ エクイティアドバイザリー合同会社

企業価値向上策の策定と実行、投資家との戦略的エンゲージメントを一貫して支援し企業の自律的な変革に貢献します。

デロイト トーマツ エクイティアドバイザリー(DTEA)とは

私たちDTEAが大切にしている考え方に「啐啄同時」という言葉があります。卵から出ようとする雛とそれを導く親鳥の心が統合し、卵の殻を破る様を表す言葉です。日本企業に対する期待を高め「エンゲージメント」という形で企業価値の向上に関与するようになった機関投資家と、それを追い風として成長する日本企業。34年ぶりの日経平均株価の史上最高値の更新は失われた30年という「殻」が破られた瞬間でした。多くの企業はこの好機に更なる飛躍を遂げることでしょう。一方で強すぎる力で殻を突く投資家、上手く殻を破れない企業も多く存在すると思います。双方ともに企業価値を向上させたいという想いは同じ。私たちDTEAはそのような啐啄の齟齬を解消し、志のある経営者の皆様の時に厳しい果断な意思決定に最後まで寄り添う組織でありたいと考えています。

提供するサービス

アクティビストによる株主提案をはじめ企業への働きかけが増加しています。企業の自律的な経営を維持するためには企業自らがその企業価値向上策を策定・実行し、資本市場での信任を得ることが重要となっています。DTEAは「企業価値」を、資本市場の評価である株主価値を中核とした定量的な概念と捉え、将来キャッシュ・フローと資本コストを軸とした企業価値向上策の策定と実行、投資家との戦略的エンゲージメントを一貫して支援します。

企業価値向上支援(平時)

企業価値向上の第一歩は自社の本源的価値を把握し、その向上余地を検討することです。将来キャッシュ・フロー向上策(事業戦略)と資本効率を意識したバランスシート構成案(資本戦略)を企業価値向上策の両輪として検討し、中期経営事業計画として定量的に資本市場へ提示する一連のプロセスを支援します。

  • 脆弱性診断(ホワイト・ペーパー作成):アクティビストが作成するホワイト・ペーパーを模し、公表情報のみを活用して企業価値向上施策を分析・提言します。
  • 経営戦略レビュー:マネジメントへのインタビュー含めた企業の内部情報を使用し、企業価値向上施策を分析・提言します
  • 資本政策予測分析:予測財務諸表を用い、ROE、ROIC、DEレシオ等の財務指標および想定株価への影響を分析します。
  • 中期経営計画策定支援:企業独自の企業価値向上策が、株主・投資家からの信任を得るために、企業の伝えたいことを投資家に伝わる言語に翻訳します。

     

有事対応支援

有事においても、企業価値を向上させることが最良の対策であることは変わりません。有事対応の基本戦略は、外部から受けた提案が企業価値へ与える影響を分析し、その提案を上回る企業価値向上策を対案として立案することです。双方の案を受け取る機関投資家の議決権行使予測を含め一連のプロセスを支援します。

  • アクティビスト対応支援(準有事・有事):アクティビストが一定の株式を保有している場合や提案を受けた場合の対応を支援します。アクティビストより提案された企業価値向上案の分析とその対案の立案、実質株主調査と議決権行使予測分析を通じて企業の自律的な変革を支援します。
  • 同意なき買収対応支援(準有事・有事):買収提案を企業が受領した場合、その提案が企業価値の向上に資するか否かの判断に必要となる、提案の具体性・正当性・実現可能性、企業価値への影響の分析から対案の策定までを支援します。

 

 

会社概要

 

会社名 デロイト トーマツ エクイティアドバイザリー合同会社
会社名(英名) Deloitte Tohmatsu Equity Advisory LLC(略称:DTEA)
事業開始 2024年4月8日
資本金 10百万円
代表執行役社長 古田 温子
オフィス所在地 東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング

 

DTFAのグループ会社

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
― デロイト トーマツ アンサングヒーローズ株式会社
― デロイト トーマツ エクイティアドバイザリー合同会社
― デロイト トーマツ CRC株式会社
― デロイト トーマツ人材機構株式会社
― デロイト トーマツ テレワークセンター株式会社
― デロイト トーマツ PRS株式会社
― デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社
― デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社

デロイト トーマツ エクイティアドバイザリー合同会社はデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(DTFA)の子会社です。

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