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保険セクターの国際的な規制の動向
Vol. 52 2024年10月~11月(2024.11.8 掲載)
金融のグローバル化が進む中、自国の規制だけでなくグローバルの規制動向をフォローし、インプリケーションを見出し、それを将来の事業戦略の策定につなげていくことが、グローバル・マーケットで活動する保険会社にとって非常に重要です。
有限責任監査法人トーマツのリスク管理戦略センター(CRMS)は、デロイトのグローバル ネットワークも生かし、保険セクターの規制の動向をグローバル・ベースでウォッチしています。日本の保険セクターにとって重要であると考えられる情報を収集し、CRMSが考えるインプリケーションとあわせて「保険セクターの国際的な規制の動向」としてお知らせしていきます。
【最新の規制動向】
【過去の規制動向】
Vol.12 2021年6月~7月(2021.7.27掲載)
【主なトピック】
①EIOPA、気候変動の観点からの損保の引受にかかるレポートを公表、②EIOPA、AIガバナンス原則を公表、③英FCA、気候関連の開示規則案を公表、④EIOPA、保険会社による再保険の利用に関する意見を表明、⑤英当局、ダイバーシティとインクルージョンにかかる市中協議を開始、など。詳細はこちら(PDF)。
Vol.11 2021年5月~6月(2021.6.28掲載)
【主なトピック】
①英BoE、2021年気候ストレス・テストを開始、②NGFS、新たな気候シナリオを公表、③G7、気候関連の財務情報の開示の義務化を支持、④米GAO、サイバー保険に関するレポートを公表、⑤英FCA、消費者保護に関する原則案を公表、など。詳細はこちら (PDF)。
Vol.10 2021年4月~5月(2021.5.26掲載)
【主なトピック】
①EIOPA、ORSAにおける気候変動リスクの取扱いに関する意見を表明、②豪APRA、気候変動の財務リスクの管理に関するガイダンス案を公表、③アイルランド中銀、保険会社に対して再建計画の策定を義務付け、④マレーシア中銀、気候タクソノミーを公表、⑤EIOPA、第5回保険ストレス・テストを開始、など。詳細はこちら (PDF)。
Vol.9 2021年3月~4月(2021.4.27掲載)
【主なトピック】
① 英PRA、保険規制の今後の方向性を示す、②NY州当局、気候変動による財務リスクの管理に関する規制案を公表、③英PRA、オペレーショナル・レジリエンスおよび外部委託にかかる規制を最終化、④豪APRA、生命再保険市場の監督の強化案を公表、⑤EIOPA、ユニットリンク商品の適切性を評価する枠組み案を公表、など。詳細はこちら(PDF)。
Vol.8 2021年2月~3月(2021.3.26掲載)
【主なトピック】
① 星MAS、保険会社にリスク管理の高度化を促す規制案の市中協議を開始、②英FCA、立場の弱い顧客の公平な取扱いに関するガイダンスを最終化、③EIOPA、サステナビリティに関するKPIsについて意見を提出、④IOSCO、サステナビリティ報告にかかるステートメントを発出、⑤加OSFI、2021-2022監督計画を公表、など。詳細はこちら(PDF)。
Vol.7 2021年1月~2月(2021.2.26掲載)
【主なトピック】
① UNEP PSI、気候変動リスク評価にかかる報告書を公表、②EIOPA、オープン・インシュアランスに関する市中協議を開始、③豪APRA、2021年の監督方針を発表、④EC、欧州監督機構に対してデジタル金融にかかる技術的助言を求める、⑤米NY州当局、サイバー保険の引受にかかるガイダンスを発出、など。詳細はこちら(PDF)。
Vol.6 2020年12月~2021年1月(2021.01.29掲載)
【主なトピック】
① 英PRA、2021年の保険監督における優先課題を表明、②EIOPA、ソルベンシーIIの改訂に関する意見を欧州委員会に提出、③香港、環境に配慮した持続可能な金融戦略を公表、④UNEP FI、IEAに対して1.5℃シナリオの策定を提言、⑤加OSFI、金融セクターにおける気候関連のリスクにかかる市中協議を開始、など。詳細はこちら(PDF)。
Vol.5 2020年11月~12月(2020.12.25掲載)
【主なトピック】
①瑞FINMA、気候関連の財務リスクの開示規制の改正案を公表、②加OSFI、気候リスク・シナリオに関するパイロット・プロジェクトを始動、③EIOPA、気候変動を標準モデルに取り込むためのメソドロジー案を公表、④星MAS、保険会社向けの環境リスクの管理に関するガイドラインを策定、⑤EIOPA、損保の引受けとプライシングで気候変動を勘案することを検討、など。詳細はこちら (PDF)。
Vol.4 2020年10月~11月(2020.11.25掲載)
【主なトピック】
①英財務省、英国の金融サービス・セクターの将来像を示す、②TCFD、ステータス・レポートと市中協議文書を公表、③FSB、アウトソーシングにかかる規制・監督上の論点案を公表、 ④仏ACPRとAMF、金融機関の石炭にかかる方針のモニタリング・レポートを公表、⑤NZ準備銀行、サイバー・レジリエンスに関するガイダンス案を公表、など。詳細はこちら(PDF)。
Vol.3 2020年9月~10月(2020.10.26掲載)
【主なトピック】
① NY州当局、保険会社に気候変動リスクへの対応を要請、②ニュージーランド準備銀行、ソルベンシー規制の見直しを開始、③EIOPA、ORSAにおける気候変動シナリオの利用の監督に関する市中協議を開始、④豪APRA、自国の監督基準を国際的な枠組みに整合させることを表明、⑤IAISとSIF、気候関連リスクの監督に関するアプリケーション・ペーパーを公表、など。詳細はこちら(PDF)。
Vol.2 2020年8月~9月(2020.9.28掲載)
【主なトピック】
①IMF、米国のFSAPの結果を公表、②香港保険監督機構、グループ資本規制にかかる市中協議を開始、③ドイツ連邦金融監督庁、保険会社のストレス・テストに関するペーパーを公表、④豪APRA、中期計画2020-2024を公表、⑤NGFS、「金融機関による環境リスク分析の概観」と題するレポートを公表、など。詳細はこちら(PDF)。
Vol.1 2020年7月中旬~8月中旬(2020.9.4掲載)
【主なトピック】
①カリフォルニア州保険局、初のグリーン保険商品のデータベースを立上げ、②欧州監督機構、PRIIPs規制のレビューの結果を欧州委員会に提出、③金融安定理事会、気候関連リスクに関する金融当局の取組みにかかる実態調査報告書を公表、④中国銀行保険監督管理委員会、損害保険業界の高品質な発展の促進のための3か年計画を公表、など。詳細はこちら(PDF)。
リスク管理戦略センターの活動内容については、以下よりご覧ください
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