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事業ポートフォリオ戦略の立案(セルサイド)

競争環境の激化に伴い、企業は経営資源を成長や競争優位の確保が期待できる分野に集中することを求められています。事業ポートフォリオ戦略を立案する際には、企業が自社の事業を客観的に評価し、コア領域とノンコア領域を見極め、ノンコア領域を思い切って切り離す決断ができるかが重要です。

コア事業に経営資源を集中するために

近年、規制緩和、製品ライフサイクルの短縮化等の外部環境変化に伴い、これまで以上に厳しい競争環境下での経営の舵取りが必要な企業が多くなっています。また、人口減少に伴い今後国内市場は縮小することは避けられず、日本企業にとってグローバル市場での成長は避けて通れない道となっています。そのため、企業は自社の経営リソースをより成長が期待できる事業や競争優位を確保できる事業に集中し、それとは異なる事業は撤退や切り離しを行うことが求められています。

 

事業ポートフォリオ戦略を立案する際には、企業のおかれた市場の状況、内部の状況を定性面・定量面から分析し、企業の目指す方向をディスカッションしながら、複数の事業を有する企業におけるコア事業・ノンコア事業の選定を支援します。その上で、ノンコア事業を売却または同事業から撤退する場合の他事業を含む企業全体への定性・定量的な影響、撤退時に想定される会計・税務・人事・IT・オペレーション上のリスクについて、初期分析を支援します。

 

デロイト トーマツ グループには、インダストリーの専門家とM&A、会計、税務、人事、IT等の各領域の専門家が揃っており、初期の段階から必要に応じて関与を行うことで、実際の売却時に発生する可能性がある各領域のトラブルや想定外のリスクを低減することが可能です。