Posted: 06 Dec. 2023 3 min. read

150袋のゴミが集まった荒川クリーンナップ

Impact Month 開催レポート

荒川河川敷には、ペットボトルや容器包装プラスチックをはじめとし、空き缶や瓶、ライター、金属片などあらゆるものが落ちており、1時間ほどの活動で、150袋を超えるゴミが集まりました。

荒川クリーンナップ活動レポート

企画者:小國 泰弘 ・デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 /Business Well-being Leader、Impact Month 企画メンバー


定期的に開催している荒川河川敷の清掃ボランティアを11月にも実施

プログラム概要・企画意図

11月12日(日)<100名(デロイト トーマツ グループメンバー90名+家族10名)参加> 

2050年には、海洋プラスチックごみの量が海に生息する魚の量を上回ると言われている中、海洋ゴミの7~8割は陸由来と言われています1。街ごみは一度川に流れた後に海へ流れていくので、逸出ごみの密度は川で高くなり、海で低くなります。このため、川にとどまっている時点で収集しないと、その後の収集が困難になります。つまり、河川清掃は海に街ごみが流れることをせき止めるラストチャンスとなります。 

荒川は世界的大都市・東京にある巨大河川であり、その清掃活動は、海洋プラスチックを少しでも増やさないために意義がある活動だと考えています。

1 参考:「陸域から河川への廃棄物流出メカニズムの共同調査」調査結果報告書 (nippon-foundation.or.jp) (PDF)

今回はデロイト トーマツ グループの家族も多く参加しました

結果・今後の展望

荒川河川敷には、ペットボトルや容器包装プラスチックをはじめとし、空き缶や瓶、ライター、金属片などあらゆるものが落ちており、NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムさんのご協力のもと、1時間ほどの活動で、150袋を超えるゴミが集まりました。はじめは落ちているゴミの量に驚き、集めても集めても減らないことに無力感を感じることもありましたが、途中からは無心になってゴミを拾っていました。今回の活動で清掃できた場所も、拾ったごみの量も決して大きなものではありませんが、まずは行動するということの大切さを、身をもって感じることができたと思います。 

この活動は「続ける」ことが重要だと思いますので、今後も継続してこの活動を実施していきたいと考えています。


1時間ほどの活動で、150袋を超えるゴミが集まりました

参加者のコメント

  • 荒川のごみの問題を実際に目の当たりにして、非常に大きな学びとなりました
  • 他ビジネスの皆さんともコミュニケーションをとりながらのごみ拾い、とても充実した時間になりました 
  • 普段見ない日本社会の一面を見た気がした。その意味で非常に意義のある活動であり、全社職員が体験すべきと感じた。(ビジネスリーダー)
  • 想像以上の多種多様なゴミがあって、社会へのインパクトの前に自分へのインパクトがありました。MDMの力あってですが、まさか泥の中の自転車を掘り出すことになろうとは思いませんでした。(ビジネスリーダー)
  • (注射器が落ちていることもあると聞いて)すっごくびっくりして、心ぞうがとびでそうでした(小学生)


ビジネスリーダーも参加。「こういう状況というのは実際に来てみなければわからない」

参加した小学生の日記

デロイト トーマツ グループのWell-being(ウェルビーイング)