コーポレート情報

デロイト トーマツ税理士法人における女性活躍推進の取り組みについて

デロイト トーマツ税理士法人では、女性活躍推進をDiversity, Equity & Inclusionの重要テーマのひとつとして取り組んでおり、女性活躍推進に関する行動計画および数値目標を策定しました。

税務・法務領域ビジネスリーダーからのメッセージ

デロイト トーマツ グループの税務・法務領域では、2024年5月30日現在の女性管理職比率が37.4%、パートナーとマネージングディレクターの比率は16.1%であり、コーポレート部門を除きグループ各社との比較では高くなっています。しかしながら、世の中の半数は女性であり、いわゆるアソシエイトと呼ばれる入社段階ではほぼ男女同数であることを考えると、何かが到達できたといえるレベルではないことは明らかです。

管理職レベルにおいて女性が少ない原因はひとつではありませんが、まだまだ男性優位の社会・組織において「何かに取り組んでいる」ことに重きをおくのではなく、一つ一つの課題に目を向け、本質的に解決していかなければ真の女性活躍推進の実現には至りません。

当グループにおける喫緊の課題は、社内での育成を重視する中で、全てのランクにおける女性と男性のバランスを平等にし、中核人材の多様性を達成することです。これには多くのことを変えていかなければなりません。

採用におけるバイアスを取り除くこと、育休・産休取得によって勤務期間が短くなったからといって昇格までにかかる時間が長くならないこと、勤務時間の自由度が高いこと、在宅勤務ができること、家族が病気になった時や子供が受験の時にはサポートのしくみがあること、そういった小さい積み重ねが大切だと思っています。

やった感を出すだけの女性活躍推進ではなく、結果を出すことに全力でコミットします。

デロイト トーマツ税理士法人
税務・法務領域ビジネスリーダー 溝口 史子​
 

行動計画概要

計画期間

2021年6⽉1⽇〜2026年5⽉31⽇

数値目標
  • 女性パートナ―/マネージングディレクター比率:30.0%
  • 女性管理職比率:45.0%
取り組み方針および実施時期

取組1:女性パートナー/マネージングディレクター登用の強化:~2026年5月

  • 女性パートナー/マネージングディレクター候補およびシニアマネジャー/マネジャー候補への育成担当パートナーのアサイン・個別育成計画の実施 
  • 登用候補者を対象とした研修の実施

取組2:女性管理職/スタッフ層の昇格・定着強化:~2026年5月

  • 評価プロセスにおけるアンコンシャスバイアス(非意識の偏見)の排除に向けたモニタリングの実施
  • 女性職員から女性パートナーおよび女性管理職メンバーへの相談体制の構築(メンターシッププログラムの実施)

取組3:働きやすさの実現:~2026年5月

  • 多様な働き方を可能にする「Working Program(育児・介護・不妊治療中のメンバー向けの両立支援)」の運用徹底
  • 男性育休促進に向けた制度案内整備やニュースレター等での事例共有による啓蒙活動
  • 女性職員を含むInclusionを促進するための各種研修の実施
     

認定の獲得

「えるぼし」3段階目:女性の活躍推進に関する状況が優良な企業として、厚生労働大臣の認定を受けています

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