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サステナビリティ報告を活用し行動変容を促す

Deloitteによる各界のグローバルリーダーへのインタビュー回答者の見解のまとめ

サステナビリティ情報の報告は、それ自体が目的ではありません。むしろ、志と行動の乖離を克服するための手段であるべきです。

高品質のサステナビリティ情報は、企業だけでなく、投資家、従業員、取引先、地域社会、その他の企業情報の利用者にとって重要です。この情報により、誰に投資し、誰から購入し、誰のために働くかを決定することができます。利害関係者は企業が環境、社会、及びガバナンス (ESG) のリスクと機会をどのように管理しているかについての洞察を求めています。

しかし、現在のサステナビリティ情報の報告状況は必ずしもより良い意思決定にはつながらないデータで乱雑になっています。S&P企業の92%が2020年末までにESG指標を報告していますが、依然として「信頼性の欠如と過剰な混乱」が課題となっています。アナリストは、40%の企業が自らの行動を正当化するよりも優れたESG認証を推進していると考えています。

Deloitteは、投資コミュニティ、ビジネス界、学界、及び非営利セクターのグローバルリーダーへ25回のインタビューを実施し、現在の報告に係る課題を克服し、協調的かつ組織的な市場レベル及びシステムレベルでの行動変化を促すために何が必要かを判断しました。

Deloitteは、これらのインタビューからのフィードバックを統合して、サステナビリティ報告や組織変革の採用だけでなく、広範な行動変化につながる広範な運用環境の構築に向けて、今後の可能性を見定めています。これらの対話において、データの一貫性がなく信頼性に欠ける現在の状況から、持続可能な意思決定を短期的に実証可能な行動に確かに反映させるために必要な6つの条件が特定されました。本稿は、インタビュー回答者の見解をまとめたものです。
 

目次

  • はじめに
  • 1. グローバルに一貫したベースライン
  • 2. 関連性があり信頼できるデータ
  • 3. サステナビリティを企業のビジネスモデルに統合
  • 4. インセンティブと罰則
  • 5. 利害関係者との対話
  • 6. 産業と世界の連携
  • 結論


全文はPDF(日本語仮訳)を参照ください。また、原文(英語)はこちらからご覧ください。

サステナビリティ報告を活用し行動変容を促す(PDF, 3.11MB)
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