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サービス
Risk Analytics on Cloud
最新のテクノロジーと豊富なナレッジにより、リスクの早期発見を実現する
Risk Analytics on Cloud(リスク アナリティクス オン クラウド)は、大手国内監査法人初のSaaS型のリスク分析サービスです。企業内の連結財務データ、販売や購買などの各種取引データを読み込み、デロイト トーマツが長年にわたって培った様々なリスクシナリオに基づき自動分析します。
目次
- Risk Analytics on Cloudの概要
- 個別アプリケーションご紹介
- Risk Analytics on Cloudの対応課題と提供価値
- Risk Analytics on Cloud導入事例
- Risk Analytics on Cloudコンセプト動画
Risk Analytics on Cloudの概要と特徴
Risk Analytics on Cloud(リスク アナリティクス オン クラウド)*1は、大手国内監査法人初*2のクラウドベースのリスク分析サービスです。
デロイトのグローバルかつ豊富な事例と経験を基に、リスクシナリオ*3と分析ロジックを分析アプリケーションとして独自開発しクラウド上で提供します。これにより、初期投資を抑えながらも最新のリスクに対応した分析を常時利用することが可能となり、適時・適切にリスク対応することができます。さらに、適時更新される最新のリスクシナリオと使い続けることで蓄積したデータによって、分析精度は高まっていきます。
経営企画部門・経理部門においては多数ある子会社や事業のリスクの早期発見、内部監査部門においては効率的・効果的な監査が期待できます。
*1:Risk Analytics on Cloudは、デロイト トーマツ グループのIT専門部門が集中管理を行っているクラウド型ソリューションプラットフォームを利用しています。このクラウド型ソリューションプラットフォームはパブリッククラウド (AWS)を利用しています。また、 Risk Analytics on Cloudについては、デロイト トーマツ サイバー合同会社によるサイバーセキュリティの監視を24時間365日行うことで高セキュリティと高可用性を確保しています。
*2:当法人調べ。2017年度の業務収入上位4法人で初。
*3: あらかじめ用意されているリスクシナリオの中から選択して利用いただきます。本サービスにおいては個別対応でのリスクシナリオの追加・変更は実施していません。個別対応についてはお問合せください。
※クリックで別ウィンドウ拡大表示します
個別アプリケーションご紹介
※ アプリケーション名をクリックすると、概要が閲覧できます。
個別アプリケーション
子会社の財務数値の異常な変動を捉え、業績悪化や不正リスクを分析します。子会社の不正リスク、事業リスクを対象としています。
■対象となるリスク例
架空収益、負債/費用の隠蔽、計上時期操作、成長性低下、収益性低下
■課題とメリット
【課題】
- 経営企画部門や経理部門は子会社の業績悪化や不正のリスクをいち早く捉えたかったが、地域統括会社や事業部から、適時に客観的な情報を得られていない
【メリット】
- 全ての子会社を分析することで、異常な傾向を示す子会社と関連するリスクを漏れなく発見することが期待できます
- 経営企画部門や経理部門は、重大事象を早期発見が可能、対策することで損失拡大を防ぐことが期待できます
- 内部監査部門は、効率的・効果的な監査の実現が期待できます
■分析イメージ
架空経費、二重支払等の経費不正リスク、長時間時間外労働等の労務リスクを分析します。従業員の経費不正や、時間外労働時間の過少申告といったリスクの発見を目指します。
■対象となるリスク例
経費における架空請求、水増し請求/労務における労働時間の虚偽申告、法令違反
■課題とメリット
【課題】
- 経費不正の懸念があるが、根本的な解決策がない
- 働き方改革を推進しているものの、労務実態の適時把握、施策実施後の効果測定が課題
【メリット】
- コンプライアンス部門は、経費不正リスクがある部署・担当者の効率的な発見が期待できます
- 人事部門は、時間外労働時間の過少申告など労務リスクがある部署や従業員の効率的な発見が期待できます
- 牽制効果を発揮し、組織のコンプライアンス意識の向上が期待できます
■分析イメージ
仕訳を活用して売上・仕入・経費等のリスクの発見を目指します。
■対象となるリスク例
架空収益、仕入計上漏れ、計上時期の操作、経費不正、不正仕訳
■課題とメリット
【課題】
- 各子会社から様々な種類のデータを入手することが困難
- データ分析を実施したいが、各子会社のデータが統一されておらず分析ができない
- どういった観点から売上・仕入・経費のリスクを識別して良いかがわからない
【メリット】
- 最も入手しやすいデータソースである仕訳を最大限に活かした分析が可能です
- 各子会社でシステムが統一されていなくても、一定の入力規則に従ったデータであれば、分析することが可能です
- 単純な金額だけでなく、入力回数、仕訳の平均金額、決済サイト及び経費の発生形態等、様々な視点からリスクを識別することが可能です
- 実際のサンプルにまで落とし込めるように伝票単位まで追跡することが可能となっているため、リスク識別~サンプル抽出を当該アプリで行うことができるため、効率化を図ることもできます
■分析イメージ


バージョンアップ情報
2023/7/3
仕訳分析アプリケーションをリリースしました。
2022/10/6
経費・労務分析アプリケーションに従業員の離職に関するリスクシナリオを1つ追加しました。
2022/5/18
子会社分析アプリケーション英語版にリスクシナリオを3つ追加しました。
2022/4/14
子会社分析アプリケーションにリスクシナリオを3つ追加しました。
2021/4/9
経費・労務分析アプリケーションに交際費に関するリスクシナリオを3つ追加しました。
2020/12/9
子会社分析アプリケーション英語版をリリースしました。
2020/6/19
子会社分析アプリケーションに会社別リスクスコア明細表示機能を追加しました。
Risk Analytics on Cloudは、ユーザーの皆さまからの機能追加のご要望に対応し、各分析アプリケーションのバージョンアップを順次行っています。引き続き、バージョンアップを行っていきますので、機能追加等のご要望はデロイト トーマツの貴社担当までご相談下さい。
Risk Analytics on Cloudの対応課題と提供価値
Risk Analytics on Cloudコンセプト動画
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