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内部監査・内部統制(鉱物資源産業向け)

鉱物資源産業における内部監査・内部統制の観点において、別途ご紹介しているリスクマネジメントサービスを含めて、想定される企業リスクの取組状況(紛争鉱物対応も含む)、内部統制の把握・運用の確認を行う支援業務、更にノンオペレーターの場合におけるノン・オペレーター監査支援業務等を実施しております。

内部監査・内部統制

鉱物資源産業における内部監査・内部統制の観点において、別途ご紹介しているリスクマネジメントサービスを含めて、想定される企業リスクへの取組状況、内部統制の把握・運用の確認を行う支援業務、更にノンオペレーターの立場での投資形態の場合におけるノン・オペレーター監査支援業務等を実施しております。

企業リスクへの取組状況、内部統制の把握・運用の確認の支援業務

鉱物資源産業における企業リスクの中で、特にSEC登録企業における紛争鉱物に関する開示規定に対する対応支援業務を実施しております(CSR業務のご紹介の中で詳細についてはご紹介しております)。
なお、リスクマネジメントの一環としての、企業内部の内部統制の構築支援及びその運用状況のモニタリング業務に関しても、内部統制関連の専門家且つ鉱物資源産業特有のリスク(例えば、国家公務員との贈収賄規定違反、地域社会とのコミットメント協定違反、会計の側面での減損判定プロセス等)を理解している専門家が、企業の実態に即したアドバイスを行います。

ノン・オペレーター監査支援業務

鉱物資源業界では、探査・探鉱および開発コストのリスク分散、技術協力などのために、複数の企業が共同で投資を行い事業を推進する形態(ジョイント・ベンチャー)が一般的です。
ジョイント・ベンチャーでは複数の企業間で締結したジョイント・ベンチャー契約(JV Agreement、以下JVA)に基づき、通常一つの企業がオペレーターとしてJVの運営を実質的に実施し、オペレーター以外の参加企業であるノンオペレーターはオペレーターに運営を委託します。この過程においてオペレーターは、定期的にその運営状況をノンオペレーターに報告することが求められますが、一方で、ノンオペレーターはオペレーターがJVAに従い、適切にオペレーターとしての業務を運営しているか否かを確認するため、ノン・オペレーター監査権限を保有するケースが多く存在します。
これらのノン・オペレーター監査を実施する際に、これらの監査実務経験の豊富なデロイト トーマツ グループのサポートチームが、監査計画の立案、監査スコープの特定、JVA上の留意点の洗い出し、オペレーター側の業務プロセスの把握、文書化、データ監査手法を使い二重請求額の可能性がある項目の洗い出し、JVへの付加費用の配賦基準の妥当性の確認等のサポートを実施いたします。