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Global Business Service Japan Communityを開催

日本企業のGlobal Business Service組織の底上げ・発展に向けて、各社の取り組みを共有し合うCommunityを立ち上げ

この度、Global Business Service(以下、GBS)組織を有する/導入を検討している日本企業を対象に、各社の推進イニシアティブの取り組み状況や課題を共有し、互いを高め合う場をはじめました。

GBS Japan Communityを立ち上げ

GBS1に高い関心を持つ企業同士でインタラクティブに情報交換・意見交換をする場として、この度GBS Japan Communityを立ち上げました。

昨今、事業環境は急激に変化しており、グループ全体の経営プラットフォームとしてのGBS組織の必要性・有効性が高まりつつあります。外資系グローバル企業において、GBSの考え方・組織形態は当たり前になりつつある一方、日本企業においては、グローバル先進企業に遅れをとっているのが実態です。

日本におけるGBSの取り組み事例は多くはなく、各社暗中模索しながら発展を遂げている状態であり、この度、企業という垣根を超えた日本GBSの底上げ・発展を目的に、GBS Japan Communityを立ち上げました。
 

■GBS Japan Community立ち上げの背景
  • 日本企業のGBSの成熟度は、グローバル先進企業に比べると道半ば
  • 日本企業の取り組み事例は多くなく、情報収集・意見交換が困難

■GBS Japan Communityの目的
  • 日本企業GBSの底上げ・Capabilityの強化(ひいては、世界に日本流GBSを発信)
  • 各企業におけるGBS牽引メンバのネットワーキング構築


1: Global Business Serviceの略。複数間接機能、複数地域を統合的に管理するシェアードサービス
 

第1回GBS Japan Communityのハイライト

2024年6月に、GBS機能を持つ企業・GBS組織の導入を検討している企業にお集まりいただき、第1回GBS Japan Communityを開催しました。
 

■参加企業の概要

以下の特徴を持つ、計5社に参加いただきました。

  • 機能のカバレッジ:経理機能を中心に、人事や購買など、単一ファンクションまたは複数ファンクション
  • 地域のカバレッジ:グローバル(日本、欧米、アジア等)
  • 運営規模:約100人~約1,000人

■当日の議論サマリー

GBS組織の成り立ち、ビジョン・ミッション、デリバリーモデル、運営体制、推進中の取り組みや直面している課題、などを題材に各社の概要をプレゼンテーションいただきました。スコープの広げ方や、E2Eプロセスオーナーの設置方法、組織のマネジメント方法など、様々なトピックで活発なディスカッションが行われました。


■参加者の声

「生の声が聞けて、大変参考になった」、「当社が気になっていたこと、聞きたかったことが複数あり、その点についてずばり他社さんの取組みが聞けた」など、参加企業の皆さまからは大変ポジティブな感想を頂き、継続して第2回以降も開催する予定です。
 

グローバルビジネスサービスについて

近年、シェアードサービスセンターの目的は、従来のコスト削減に加え、グループ経営インフラの共通化および業務の高付加価値化を目的とした位置付けに変容してきています。デロイト トーマツ グループでは、オペレーション業務の効率化だけでなく、より広範なビジネスプロセスを対象に企業のデジタル化やアナリティクス活用を駆使しながら経営・事業への貢献を担うグローバルビジネスサービス組織の設立・運営・高度化を支援します。
 

■デロイト トーマツ コンサルティングが提供するサービス例
  • グローバルビジネスサービス構想策定支援
  • シェアードサービスセンター設計・導入支援
  • シェアードサービスセンター成熟度診断・高度化支援
  • BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)アドバイザリー

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