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グループ経営管理

グローバル企業にとって、経営目標を海外を含めた全子会社・組織に浸透させ、各従業員の行動レベルまで落とし込むことは容易ではありません。一方、ビジネス環境はめまぐるしく変わり続けており、経営目標の全社共有から行動とのスピーディーな連動を行う仕組みは今や必須なものとなってきています。デロイト トーマツ グループは、業績管理・業績評価の仕組みを通して、グローバル企業の業績目標の達成をご支援します。

グローバル経営管理の実現に向けた手順

Quick Hit(短期で効果のある施策から始めて、徐々に範囲を広げるアプローチ)が重要であり、そのためには実現に向けた基本構想立案が重要となります

グローバル業績管理における課題と方法論

グローバル企業において業績管理指標はこれまでも使われていましたが、必ずしもその役割が十分に果たされているとは言えません。効果的な業績管理のためには、各社・各階層で設定される管理指標間の統一性と標準化が重要になります。

課題1)グローバルの目標と子会社の目標が乖離している

 ⇒対応)グローバル目標と階層別の管理指標をすり合わせることで、グローバル目標を子会社目標と連携させることが可能

課題2)事業別、国別や階層別に管理指標を見ることができない

 ⇒対応)グループ全体で共通の管理指標を用いることで、各社のデータを加工することなく収集・比較することが可能

課題3)グローバルレベルでの業績把握の遅れ

 ⇒対応)重要管理指標を標準化することで、管理指標の報告にかかる時間を短縮することが可能

グローバル業績管理とKPI

財務指標と併せて業務指標としてのKPI(Key Performance Indicator)を設定することで、業績目標を各国の各工程で働いている従業員の行動レベルまで落とし込むことが可能になります。

KPIとPDCAサイクル

KPIをPDCAサイクルに組み込むことにより、軌道修正また追加施策を適宜実施することができるようになるため、より効果的なグローバル業績管理・評価に繋がります。

グローバルKPIの導入

グローバルKPIが機能するためには、KPI設定段階から適切な担当者が参画することが求められます。デロイト トーマツ グループは全てのフェーズにおいて、グローバルKPIの導入をサポートします。

グローバル利益管理の課題と方法論

グローバル利益管理の難しさの根底には意思決定者が海外子会社の収益状況を正確かつタイムリーに把握できないことにあり、特に日本のグローバル企業は以下の経営管理上の課題を抱えているケースが多く見られます。

 

課題1)四半期・年次決算を行うまで、全社及び各子会社の利益状況を把握できない

 ⇒対応)勘定科目の統一や管理連結システムの導入を通して、月次管理ができるグローバル経営管理制度を確立する

課題2)各子会社における利益変動の原因把握に時間を要する

 ⇒対応)利益管理制度の詳細ルール(セグメント/ディメンションなど)を整え、本社から原因把握をできる体制を確立する

課題3)利益に影響を与える変化に対して、個別かつ迅速に対応施策を打てない

 ⇒対応)海外子会社も含めて予算対実績の利益管理を実施する中で、リアルタイム・日次・週次・月次でモニタリングする項目を定義する

グローバル利益管理における組織体制

ビジネス環境の変化に柔軟かつ迅速に対応するためには、グローバル利益管理・分析の中で抽出された要因について、意思決定者(CEO, CFO, 事業部長)が現場へ対応策を指示することが可能な管理体制を構築することが重要です。

利益変動要因の分析と対応指示

自社の利益構造を分解し利益管理指標を設定後、Business Intelligence(BI)等で多面的・多次元的な分析を適宜行うことで、詳細な利益変動要因を確認することができます。意思決定者はこれらの情報を基に、関係各所に指示を出します。

グローバル利益管理制度の導入アプローチ

グローバル利益管理の制度・体制の構築には、各社個別の前提条件(現状の組織成熟度・事業特性・海外展開状況・システム活用状況など)を勘案して、導入を推進していく必要があります。