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サービス
キャッシュ・マネジメント体制構築支援
グループ資金管理体制が真に確立できている企業はなかなか多くありません。その根本には、グローバルレベルでの手許資金と入出金予定といった基本的な資金情報が、本社側で「見えていない」ことにあります。また中小企業に至っては、資金管理ノウハウが欠けていることから資金繰りの精度が甘く、数か月先の資金も見通せていないこともあります。
サービスの概要
キャッシュ・マネジメント支援は、グローバル企業における複雑化した資金の流れ、グループ間の資金管理を把握・整理することで資金効率の全体最適を図る支援をします。また中小企業向けには、資金繰り管理に課題のある企業が、急速な業況悪化などで、早急に資金繰り可視化・精緻化による財務的施策立案が必要になった際など、各種帳票類から資金の流れを分析し、精緻な資金繰りの見通しを作成することで、資金繰り対策やステークスホルダーとの調整などを支援します。資金繰りの見える化を図った後、運転資本や投資キャッシュフローの見直しに関する下記のような資金改善策の検討を支援します。
- 資金回収や支払関係の条件整理による運転資本削減
- 在庫管理手法改善等による運転資本削減
- 今後見込まれている投資計画の見直しによる投資キャッシュフロー支出の抑制
- 有形無形資産の売却やアセットの証券化による手元キャッシュの確保
サービスの活用場面
(1) 連結子会社を多数保有し、グループ間における資金の流れが複雑化している企業において、資金管理における業務負担軽減やガバナンスリスクの検知などを図りたい
- グループ間における資金の流れを見える化したい
- グループ内の資金効率を最適化し、資金の効率的な運用・再投資を図りたい
- 子会社における不正リスクの洗い出しおよびその対策を検討したい
(2) 急速な業況悪化により、ステークスホルダーとの協議用に精緻な資金見通しが必要になった
- 毎月・毎年の入金・出金状況の整理をしたい
- 足許の業況・施策を織り込んだ精緻な資金繰り見通しの作成をしたい
- 上記をもとにしたステークスホルダーとの調整が必要である
(3) 事業再構築に向けた手元キャッシュを創出したい
- 非事業用資産の売却や証券化によりまとまったキャッシュを確保したい
- 在庫マネジメントに課題があり、キャッシュを圧迫している状況を解消したい