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保険業界におけるFinTechの潮流

経済産業省 産業・金融・IT融合に関する研究会(FinTech研究会)への参加について

IoT・ビッグデータ・人工知能といった技術を使った革新的な金融サービスが、新たな産業を生み出し、産業金融のあり方や資金の流れを大きく変えていく可能性があります。こうした可能性について、幅広く議論を行い、政策上の課題や対応策を検討するために、経済産業省が開催している「産業・金融・IT融合に関する研究会(FinTech研究会)」に、デロイト トーマツ コンサルティング 金融事業統括 執行役員の青木 計憲がプレゼンターとして参画しました。

経済産業省主催FinTech研究会概要

経済産業省が、IoT・ビッグデータ・人工知能といった技術を使った革新的な金融サービスが、新たな産業を生み出し、産業金融のあり方や資金の流れを大きく変えていく可能性について幅広く議論を行い、政策上の課題や対応策について各分野の有識者と検討するための研究会。
第10回(平成28年2月22日開催)の研究会にて、デロイト トーマツ コンサルティングから金融事業統括 執行役員の青木 計憲が「保険業界におけるFinTechの潮流」について発表しました。

この経済産業省主催FinTech研究会には、当社から執行役員 ディレクターである荻生 泰之がモデレーターを務めており、第2回(平成27年10月16日開催)では、プレゼンターとして「FinTechの成立と既存金機関への影響」について発表、 第3回(平成27年11月19日開催)では参考資料を提出する等、積極的に参画しております。

また、2015年11月26日、生命保険会社や損害保険会社の方を対象にした「保険フォーラム2015」(主催:株式会社セミナーインフォ)でも、当社の金融事業統括 執行役員の青木 計憲が、「トレンドから読み解く保険業界の新しい将来像 ~デジタル時代の保険業界のdisruption」と題して講演を行っております。青木は、保険業界のメガトレンドや9つのイノベーション(Insurance FinTech)といった保険バリューチェーンを奪いつつあるディスラプションについて事例を挙げて説明するとともに、変化が加速する時代を勝ち抜くために、保険会社が「今」取り組むべき5つの課題―トレンド察知、エコシステムの形成、ビジネスモデルの転換、グローバリゼーション、社会アジェンダを提言しました。

『Foresight』における環境分析の視点

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9つのイノベーション

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出所:Deloitte “Insurance Disrupted General Insurance in Connected World” (2015) 

保険バリューチェーンの分離 ~ 新興勢力の圧力

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