サービス

400F(フォーハンドレッド・エフ)とのアライアンス

オカネコDX活用によるファイナンシャル・ウェルネス実現サポート

ファイナンシャル・ウェルネスへの注目が高まる中、さまざまな業種の金融事業参入における戦略策定から体制の整備、既存CRMとの融合までワンストップでの支援をしてきたデロイト トーマツと「オカネコDX」を提供する400Fのアライアンスで、金融営業領域における顧客体験向上を支援します。

他業種に広がるファイナンシャル・ウェルネス実現サポートの潮流

昨今、NISA制度の拡充をはじめとした、日本政府の「貯蓄から投資へ」の推進により、ファイナンシャル・ウェルネスへの注目は極めて高まっています。また、グローバルなトレンドとしての異業種サービスの中に金融機能が組み込まれるエンベデッド・ファイナンスの進展により、こういったファイナンシャル・ウェルネスの実現サポートは金融業だけでない顧客接点を保有するすべての企業に求められることとなりつつあります。

このような潮流において、デロイト トーマツは、大手通信事業者や小売(EC)事業者、製造業、人材サービス会社を始めとするさまざまな業種の金融事業参入にあたり、参入戦略の策定から体制(営業人材の評価制度の設計や育成プロセス設計等)の整備、既存CRMとの融合までワンストップでの支援を行ってきました。

その中でも、金融営業領域における顧客体験向上の為のDX施策は、プロセスの無人化もしくは省人化がテーマになることが多い領域であり、コンサルティング業界としてもデジタル完結の支援が一般的です。他方で、金融サービスの複雑性等から人に相談したいニーズも依然として存在し、支援範囲の強化を検討していました。

 

オカネコDXを活用した金融営業領域における顧客体験向上

デロイト トーマツは、株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ)のto Bサービス「オカネコDX」をソリューションラインナップに追加し、金融営業領域における顧客体験向上の支援を強化します。400Fは “お金の問題を出会いで解決する”ことを目指しており、「オカネコDX」により、顧客へのアプローチから商談、クロージングまで、営業人材の活躍を前提にした顧客体験の設計における実行支援を行っています。こうした営業人材のエンパワーメントを通して、企業はデジタル完結での金融サービス実装では決して実現できない、自社顧客が”人”に相談したいファイナンシャル・ウェルネスに関する悩みに対する解決策の提供が可能です。

 

オカネコDXについて

400Fは、2018年11月から家計診断やオンラインでのお金に関する相談、面談、セミナー参加などができる、to Cサービス「オカネコ」を運営し、累計100万顧客の金融課題解決を行っています。

「オカネコ」で培ったノウハウやデータ基盤を活かした、to Bサービス「オカネコDX」は、企業へ金融診断・チャット・面談機能を提供しており、企業は電話や対面での接点を持ちづらい層へも、アプローチ手段を持つことが可能となります。

画像提供:株式会社400F

さらに「オカネコDX」を活用することにより、企業は顧客の家計・家族・お悩みデータをもとに顧客に合わせた営業活動を行うことができ、ファイナンシャル・ウェルネスの実現をさらに加速することが出来ます。

  • 企業は、顧客が人に相談しづらいお金の悩みをチャットで気軽に相談可能
  • 企業は、電話やオフラインでの接点が持ちづらい層への接点を持つことが可能
  • 企業は、チャット画面のUIを顧客体験に合わせて変更可能
  • 企業は、チャットが自動応答されているため、工数をかけずに対応可能
  • 企業は、顧客のライフステージやお金のデータをもとに営業活動を行うことが可能

画像提供:株式会社400F

プロフェッショナル

赤星 弘樹/Hiroki Akahoshi

赤星 弘樹/Hiroki Akahoshi

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

フィンテック / ブロックチェーン領域リーダー。 金融新事業開発、Fintech活用、デジタル戦略、業務・組織改革、ガバナンスなど様々なプロジェクトに従事。金融機関だけでなく、消費者接点の強い異業種サービスが金融機能を組込み提供する組込型金融(Embedded Finance)や、ブロックチェーン・Web3 / デジタルアセットなど成長領域に対するグローバル動向分析や戦略立案を担当。 また、環境や... さらに見る