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有形固定資産シリーズ(1) 有形固定資産の会計処理の概要 関連する会計基準等の概要

(月刊誌『会計情報』2016年9月号)

我が国の会計基準では企業会計原則や連続意見書第三等において固定資産に関する基本的な定めは示されているものの、有形固定資産に関する包括的な会計基準は存在しない。一方で、有形固定資産に関する会計基準等は多岐にわたり、実務上、論点となることも多い。今号より、有形固定資産に関連する会計基準等の概要の解説を連載します。(月刊誌『会計情報』2016年9月号)

著者:公認会計士 小菅 義郎

有形固定資産は、建物、機械装置や土地のように企業が長期間にわたって営業に使用する資産等であり、多くの会社で保有していることが通常である。我が国の会計基準では企業会計原則や連続意見書第三等において固定資産に関する基本的な定めは示されているものの、有形固定資産に関する包括的な会計基準は存在しない。一方で、有形固定資産に関する会計基準等は多岐にわたり、また、減価償却、固定資産の減損、不動産流動化等、実務上、論点となることも多い。

今号より、有形固定資産に関連する会計基準等の概要の解説を連載する。 

なお、文中の意見にわたる部分は、筆者の私見であり、有限責任監査法人トーマツの見解ではないことをあらかじめお断りしておく。

※続きは添付ファイルをご覧ください。

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