IFRS導入戦略―計画策定から初度適用まで ブックマークが追加されました
出版物
IFRS導入戦略―計画策定から初度適用まで
IFRSの一般的解説を目的とした書籍は多数出版されていますが、本書はIFRSの基礎的知識を有する方々を対象にIFRSの適用戦略と導入プロセスを紹介し、IFRSに基づく財務諸表を初めて作成する際のIFRSの基準・指針と特に留意すべき領域についての解説をしています。
現在、我が国ではIFRS の適用が強制されていないため、いつIFRS の適用を開始するかの主体的意思決定が求められます。IFRS の適用がどのような影響を与え、また意義をもつのかを十分に検討したうえで、適用に関して時期を含めた戦略的な判断が必要となります。
本書では、第2章においてIFRS 導入に関して、なぜ適用するか、いつ適用するか、どのように適用するか、などの5W1H の6要素をもとに検討すべき事項を解説しています。また、初めてIFRS 財務諸表を作成する際には、IFRS 第1号「国際財務報告基準の初度適用」の規定に従う必要がありますが、留意すべき事項を含め、第3章と第4章で詳しく解説しています。また、現在、連結、金融商品、収益認識、年金およびリースなどについてIFRS の全面的見直し作業が進行中であり、今後IFRS を初めて適用する際には非常に大きな影響を与える可能性もあるため、第5章でIFRS の今後の動向についての解説をしています。
書名 |
IFRS導入戦略―計画策定から初度適用まで |
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出版 |
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著者 |
荻茂生、岩崎伸哉 |
価格 |
本体3,600円+税 |
出版 |
2010年3月 |
ISBN |
978-4-502-22470-6 |