金属業界のE-commerce戦略~ECは鋼材販売の武器となりえるか? ブックマークが追加されました
ナレッジ
金属業界のE-commerce戦略~ECは鋼材販売の武器となりえるか?
鉄鋼・非鉄金属業界向け Newsletter「Next Stage」Vol.11
鉄鋼メーカーによるE-commerce(EC)の動向を捉え、今後日系メーカーが取るべきEC戦略について述べる。
金属業界のE-commerce戦略~ECは鋼材販売の武器となりえるか?
今号は「金属業界のE-commerce戦略~ECは鋼材販売の武器となりえるか?~」と題し、現在までの日系・海外鉄鋼メーカーによるE-commerce(EC)の動向を捉え、今後日系メーカーが取るべきEC戦略について述べさせていただきました。
近年、日本国内では多くの企業間取引においてECが導入されており、有効な営業・販売ツールとして活用されています。しかしながら、現状利用されているECはEDI等の特定企業間取引を対象としてものであり、不特定多数の売り手(サプライヤー)と買い手(カスタマー)間で取引を行うタイプのECの活用はほとんど見られません。一方、海外メーカーでは不特定多数間取引を行うECの活用により、需要の取り込みを図る動きが見られます。今後、日系メーカーでもグローバル競争環境で勝ち残るための武器として先進的なECを活用することにより、新たな需要の取り込みや競争優位の確立が可能であると考えます。
(Process Sector Newsletter「Next Stage」 Vol.11 2016年9月発行)
【目次】
- はじめに
- ECとは
- 日本におけるECビジネスの現状
- 海外鉄鋼メーカーの動向
- 日本金属業界のEC活用に向けた提言