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日本の「電炉シフト」の方向性~トランプエレメント克服法~

鉄鋼・非鉄金属業界向け Newsletter「Next Stage」Vol.32

世界的なカーボンニュートラルのトレンドを背景として、鉄鋼業においてもCO2排出低減に向けた取り組みが加速しています。製造時のCO2排出量が少ない鉄鋼はグリーンスチールと呼ばれ、世界各国政府や鉄鋼製造事業者が拡大を進めています。

本レポートではそのグリーンスチール拡大における施策の中でもスクラップを鉄源とする電炉に焦点を当て、現在の国際的な動向や実現に向けた課題について考察を行いました。その上で”スクラップ由来であること“による競争優位の構築に向け、どのような取組が必要となりうるか、課題解決のアイデアについて提言しております。

(ECMMユニット ニュースレター「Next Stage」vol.32 2024年2月発行)

【目次】
  1. グリーンスチールの最新動向
    (1) グリーンスチール拡大シナリオ
    (2) 電炉の重要性
  2. “グリーン”の定義
  3. 「電炉で高級鋼」の課題と対策
    (1) トランプエレメント問題
    (2) 解決策の例
    (3) 諸悪の根源
  4. 日本の戦い方


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