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「信念を曲げずに、誠意をもって正しいことをする」CP人材紹介:下田千恵

デロイト トーマツ タレントプラットフォーム株式会社(以下「DTTP」)のコントラクトパーソネルサービスに従事する下田千恵は、多彩な事業会社の経験から、実務だけでなく業務プロセスやコミュニケーションの課題を解決します。

監査法人と税理士法人を経てクライアント常駐型の業務へ

デロイト トーマツ タレントプラットフォーム株式会社
シニアマネジャー 下田 千恵(税理士)
 

私のキャリアは、監査法人で会計・税務・人事・監査・税務申告など、一通りの業務の経験を積むところから始まり、その後税理士法人へ転職し、税理士として税務の業務に従事しました。DTTPに参画する前にも、10社以上のクライアントでオンサイト業務を提供してきました。急な退職者の業務の一時的なサポートだったり、専門性の高い会計の一部の業務だったり、合併や子会社の買収による連結やシステムの統合のための短期プロジェクトのサポートだったり、依頼される目的はさまざまでした。

 

社員が定着しない職場には共通の課題がある

オンサイトでの経験を積むうちに、社員が定着せずにすぐ退職してしまう職場に共通して見られる課題があることがわかってきました。それは、スキルギャップと職場内のコミュニケーションにおける課題です。スキルギャップは、採用した人材のスキルや経験が、与えられているタスクを遂行するために必要なレベルに達していないことが原因で、退職につながります。根本的な原因は、採用する側の業務内容の理解不足にあります。スキルギャップの結果による人手不足を補う依頼を私が受けた場合、帳簿やレポートなどのタスクをこなすこととプロセスの効率化の提案に加えて、マネジメントに業務内容の説明を十分に行い、理解を促すようにしています。

 

付加価値を感じてもらえるように、誠意をもって行動することを心掛けています

クライアントのところに常駐して業務を行うということは、社内の問題に関わる機会も、社内の人たちと同様にあるということになります。どのクライアントにも何かしらの課題はあるものです。最初は全体像が見えなくても、経験を重ねるごとに、クライアントのところへ出向いたら課題が見えてくるようになってきます。

クライアントが私に依頼してくださったからには、求められた業務を単純にこなすだけではなく、さらなるプロセスの効率化やコミュニケーションの改善など、クライアントに付加価値を感じてもらえるものを提供できるように、誠意をもって行動することを心掛けています。

 

転校生になったつもりで社内に溶け込んでいく

新しいクライアントにアサインされたときの心掛けで大切にしているのは、初期の段階では先入観を持たずにクライアントをよく知るための努力をすることです。近しい業界や業種の経験に当てはめて先入観を持ってしまうと、現状の本当の課題が見えづらくなってしまいます。まずは転校生になったつもりで、社員の服装や昼食のとり方など、クライアント内におけるコミュニケーションのパターンを学びます。そうすることで、社内の雰囲気にうまく溶け込んで、「外部の人」という認識を持たれないようにしています。

 

「もう一人の自分に助けを求める」感覚で連絡してほしい

クライアントの社内業務で何か困ったことが起きたときに、「外部のリソースを雇う」という感覚ではなく、「もう一人の自分に助けを求める」という感覚で連絡してもらえる存在になれたら大変うれしく思います。社員とは別のアングルからいっしょに解決策を探し、クライアントがより良いステージへと向かうお手伝いをしていきたいと考えています。

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