調査レポート

デロイト グローバル ブロックチェーンサーベイ2018

Breaking Blockchain Open

デロイト グローバル ブロックチェーンサーベイ2018は、ブロックチェーンに精通した1,000名を超える世界中のエグゼクティブを対象としており、今後のブロックチェーンの行く末を照らし出す指標となると考えています。

ブロックチェーンのブレイクアウトの時は刻々と近付いています

デロイト グローバル ブロックチェーンサーベイ2018は、ブロックチェーンに精通した1,000名を超える世界中のエグゼクティブを対象としており、今後のブロックチェーンの行く末を照らし出す指標となると考えています。ブロックチェーンが黄金期にあるとは言えませんが、そのブレイクアウトの時は刻々と近付いています。
5年前には学術的な仮説であったものが、着実に現実のものになりつつあると感じることができます。この流れは、テクノロジーの学習やポテンシャルの探究の時期から、ビジネスへの応用領域の特定と実装の時期へと変化しています。

本サーベイに参加したエグゼクティブは、ブロックチェーンに対し現実的な見解を持っており、翌年にかけていくつかの大きな動きを見せる準備をしているように見受けられます。後述の内容からもわかるように、サーベイに参加したエグゼクティブは、ユースケースの特定や開発に対して投資熱が高まる中、ビジネスバリューチェーン全体に渡るプロセスを新たに書き換えるインパクトを持つブロックチェーンの可能性に大きな価値を見出しています。さらに、我々のクライアントの動きを見ても、ブロックチェーン技術やトークン機能が提供できるユニークな価値を使って新しいビジネスを始めていたり、現在に至るまでに既に有意義な投資を行っている流れが見受けられます。

本サーベイは以下の特定の分野を含むさまざまなインダストリーや地域の視点も含まれます。

  • インダストリー
    ・金融サービス
    ・ヘルスケアとライフサイエンス
    ・公共セクター
    ・テクノロジー/メディア/通信
  • 国/地域
    ・アジアパシフィック
    ・カナダ
    ・ヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA)


*注:エグゼクティブサマリーの多くはアメリカ合衆国の視点に基づいています。

*原著:「Deloitte Global blockchain survey 2018
注意事項:本誌はDeloitte Insightsが発行した原著を有限責任監査法人トーマツが翻訳し、2018年9月に発行したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文を優先します。

 

対象となった地域

サーベイは7か国を対象として行われました(回答者総数:1,053名)

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対象となった企業の主な事業

回答者は、10の異なるインダストリー、主に金融サービス、テクノロジー/メディア/通信、消費者製品および製造から構成されました。

Q:以下のインダストリーのうち、あなたが在籍する組織の主な事業はどれですか?

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回答者の担当部門分布

情報技術部門が回答者のもっとも大きな分布を占めています。

Q:あなたが所属するのは、どの部門ですか?

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