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サービス
ファミリーオフィス&ファミリーガバナンス
オーナーファミリーが抱える「経営・所有・家族」に関する課題をサポート
ファミリービジネスの永続的な発展には、コーポレートガバナンスのみならず、ファミリーオフィスやファミリーガバナンスの整備も重要です。円滑な経営承継を実現するために必要不可欠な、資本政策や持株会社化などの資本体系構築から、ファミリー憲章やファミリー評議会・ファミリーミーティング開催などのオーナーファミリー間の関係性を強化するための仕組みづくりまで、経験豊富なプロフェッショナルが幅広くサポートします。
ファミリーオフィスとは
ファミリーオフィスとは、自社株式や不動産等の資産を管理する一般的な資産管理会社に比べ、より広義なウェルス(財産、評判、哲学、社会貢献)の価値を向上させ、世代を超えてファミリーウェルスを守っていくためのプライベートカンパニーです。欧米を中心に発展してきましたが、近年では日本でも活用が進んでいます。
ファミリーとビジネスが存続するためには、経営承継に関する総合的な対策が必要です。ファミリービジネスは一定の規模を超えていくにつれて、さまざまな課題に直面します。課題解決の際に各分野の専門家を個別に探し、ファミリーやビジネスの現状や理想を正しく伝えることは、困難かつ時間を要します。
デロイト トーマツには各分野を代表するプロフェッショナルがいるため、ファミリーコンサルティングチームが一元的な窓口になることで、一族のありたい姿を実現する仕組みを内包したファミリーオフィスのスムーズな設立と運営をサポートします。
永続するファミリーとファミリーガバナンス
長期に渡り繁栄しているファミリーとビジネスに共通することは、単なる家訓に留まらないファミリーの「ルールブック」が明文化され、これに基づいた仕組みが構築されていることです。ルールブックを土台にして、ファミリーオフィスや資産管理会社、ファミリー評議会などを運営し、最適なファミリーガバナンスを実現しています。
創業当初は、株式の保有方針や事業運営の理念に対して、ファミリーメンバー全員が共有の価値観を持っていますが、多くの場合、世代交代によってファミリーメンバーの価値観にズレが生じ始めます。考え方や価値観が対立し、ビジネス上の意思決定が困難になる前に、ファミリーメンバーがファミリーの繁栄と永続を願ってお互いの価値観をすり合わせ、次の世代に継承していくことが重要です。
ファミリーもビジネス同様にガバナンス(統治)の仕組みづくりが必要です。ファミリー憲章の策定やファミリー評議会・ファミリーミーティングの開催といったファミリー間の関係性を強化するための制度構築・運用など、ファミリーガバナンスに関する幅広い領域をサポートします。
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ファミリーに寄り添い、課題解決に向けて包括的にサポートします!