Posted: 24 May 2024 4 min. read

荒川クリーンアップボランティアを実施

地域の環境保全活動

2024年4月26日、デロイト トーマツ グループのメンバーが集まり、 NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムの方々にご協力いただきながら、東京都足立区の荒川河川敷(東武伊勢崎線下流右岸)にてクリーンアップ活動を行いました。

「ボランティア作業後の集合写真。撮影者の合図と共にガッツポーズ!」

Earth Month 2024(地球環境について考える)

毎年4月22日は、「アースデイ(Earth Day地球環境について考える日)」です。全世界のデロイトのネットワークでは、毎年4月を地球環境について考える1か月「Earth Month」として、地球環境のために、誰もが考え、行動するきっかけとなるよう、社内外にむけてキャンペーンが展開されています。デロイト トーマツ グループでは、Earth Month 2024のイベントのひとつとして、東京・荒川の河川敷において清掃のボランティア活動を行いました。このクリーンアップ活動は2022年に開始して、今回で4回目の実施となります。
 

ごみ拾いを通して消費活動の実態を体感

まず初めに、ご指導・ご協力いただくNPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムの方々からクリーンエイド(ごみ拾い)の実施方法や危険なごみについて等の説明を受けました。河川や海洋ごみ問題解決のため、全国や世界と連携している国際ごみ調査にも挑戦します。当日集まった35名の参加者で6チームをつくり、ごみ袋やトング等資材を持って、河川敷に堆積したごみを拾いながら、種類ごとにカウントして調査しました。飲料・食品の容器包装、食器類、ボールやシート等のスポーツ・レジャー用品、タバコ・ライター、レジ袋や衣類・靴等の生活用品などなど、ごみは川の流れに沿って蓄積し、つもりに積もって所々に溜まり汚水や腐敗臭が発生し、日常生活に脅かすことになりかねません。どんなごみが落ちているか手にとって感じることで、私たちの消費社会の実態を体感しました。

「あちらこちらから大小様々な生活ごみを拾い集めます」 
 

対面ボランティア活動を通したメンバー同士のコミュニケーション

今回のクリーンアップ活動は、実際に対面で集まる野外ボランティア活動として貴重な機会でもありました。在宅勤務が中心となった中で、グループ内外の多様なメンバーと直接触れ合うことを楽しみのひとつとして、グループの各法人から多くのメンバーが参加しました。初めて顔を合わせるメンバーが多かったものの、当日はそれぞれ協力し合い、汗を流し、ごみを拾い、話し合い、調査をするという作業を通して、お互いが自然と会話を交わすことができ、良い交流の機会にもなりました。NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムの方々からは、ごみ拾い活動の前後に、班ごとに活発に言葉を交わしてしっかりと話し合う様子に、雰囲気の良さとまじめな社風を感じた、というコメントをいただきました。
 

ごみ調査カードによる参加メンバーからの当日振り返りコメント
  • 予想の5倍以上のごみがあり驚いた
  • 注射器が多く落ちていたことに恐怖を感じた
  • ごみを減らすためには、なるべく包装の少ない商品を購入する、無駄な買い物をしない、使い捨てを前提としない、日本語と外国語を併記した看板を立てるなど意識できるとよいと感じた

 

今回、参加して思ったこと

参加して気づいた事は、至る所にごみが散乱していて、川辺に生えている草地にごみが絡んでいたり、見えにくい場所にごみが隠れていたり、放置されている粗大ごみもあることに驚きました。ごみ調査カードからは、特に気になったごみとして注射器と回答し危険を感じた声が多くありました。最終的に回収したごみは、燃えるごみ44袋、PETボトル9袋、瓶6袋、缶8袋、燃やさないごみ1袋のあわせて68袋(45L)と、加えて粗大ごみ6個、注射器15個となりました。

今後の活動でも、多くの人たちに参加してもらい、放置されたごみをなくし、海につながる川を綺麗に保つことに貢献していきたいと思いました。

「こんな危険なごみも隠れていました」 

「活動終了後に初めてクリーンアップに参加しての感想と御礼をお伝えしました」
 

デロイト トーマツ グループは、河川敷クリーンアップをすることで海へ流出するごみを減らし、地球環境の未来を変えることを目指してメンバーひとりひとりが意識できるよう、今後もボランティア活動を継続していきます。

デロイト トーマツ グループのCSRについて