Posted: 08 Aug. 2024 5 min. read

田園調布雙葉学園高等学校の生徒たちが職場体験プログラムに参加

教育・スキル開発・機会創出に関する取り組みWorldClassの一環として

田園調布雙葉学園高等学校の生徒が職場体験プログラムに参加

2024年7月12日、田園調布雙葉学園(東京都世田谷区)の高校生5名が、デロイト トーマツ グループを訪問してくれました。

デロイト トーマツ グループでは、WorldClassイニシアチブのもと、次世代の育成という観点から教育支援に注力しています。その一環として、自社の全国のオフィスを活用し、年間を通して中・高校生向けに職場体験プログラムを提供しています。

デロイト トーマツの概要を手話で説明

田園調布雙葉学園では、生徒たち本人が将来の仕事、働くことについて考える機会として、企業や団体を訪問する機会を設けているそうです。昨年に引き続き当校からのご依頼を受け、協力させていただきました。特に今回は、コンサルタントの仕事紹介、バックオフィス業務の仕事紹介、デロイト トーマツ グループの障がい者雇用をテーマとしてプログラムを実施しました。

 

本当の課題は何なのか。これが一番難しい

コンサルティング業務について、プロフェッショナル2名からそれぞれの業務で経験したことなどをお伝えしました。コンサルティング会社にはいろんな人が必要です。例えば、特定の業界に詳しい人、分野・領域に詳しい人などで混成チームを結成し、業務を進めます。1人の人でわからないことがあっても、多様なメンバーでチームを組成することで良いコンサルティングができるというわけです。私たちがクライアントと呼んでいる顧客が抱える本当の課題は何なのか。この点を見極めることにコンサルタントとしての価値が発揮されるのです。

このような話を聞いて、高校生の皆さんはコンサルティング業務の理解が深まったようでした。

部署・全国・グローバルのつながりで互いに助け合う

総務の業務を担当するメンバーからは「バックオフィス」と称される仕事がどのようなものなのかを説明しました。バックオフィス業務には、経理や人事、広報といった業務がありますが、その中でも総務はいわば何でも屋さんです。時にはどこの部署が担当するのかわからないようなことが、社内の動きに合わせ、次から次へと新しい仕事として舞い込んでくるとのこと。クライアントへサービスを提供するメンバーに安心して背中を任せてもらえるようにすることがバックオフィスの仕事であると紹介しました。

デロイト トーマツ グループのDiverse Abilitiesメンバー雇用

デロイト トーマツ グループのDiverse Abilitiesメンバー雇用をテーマに、合理的配慮や障がい者が企業で働くうえでメリット・デメリットについて紹介しました。デロイト トーマツ グループ全体の概要を映像と手話を用いて説明を行い、また、Diverse Abilitiesメンバーの雇用・活躍を推進するトーマツチャレンジドがオペレーションを担当しているカフェの見学もして、実際にDiverse Abilitiesメンバーが会社の中で働く様子を見学してもらいました。

※ デロイト トーマツ グループでは、障がい(Disability)ではなく、能力や思考の多様性(Diverse Ability)にフォーカスしており、Diverse Abilitiesメンバーという呼称を採用しています。

デロイト トーマツ グループでは、実際にオフィス訪問を希望する中高生の受け入れの他、オンラインによる職業体験の機会を積極的に提供し、次世代を担う若者のキャリア教育支援を今後も拡充していきます。

デロイト トーマツ グループのオンライン職場体験

 

WorldClassとは

WorldClassは、教育(Education)、スキル開発(Skills)、機会創出(Opportunity)の 3分野で、2030年までに全世界で累計1億人の人々に対してポジティブなインパクトを及ぼすことを目指すDeloitteのグローバルな取り組みです。この一環として、デロイト トーマツ グループにおいても、2030年までに200万人の人々に対してインパクトを及ぼすことを目標に掲げ、取り組みを推進していきます。

WorldClassとは

WorldClass