Posted: 16 Jan. 2023 3 min. read

未来ワークショップ@三原高校

テクノロジーを身近に体感し、課題解決に活用するアイデアを出し合う

2022年11月15日、デロイト トーマツ グループは三原高校の1年生、2年生に対して「未来ワークショップ@三原高校」を開催しました。無限の可能性を秘めた学生の皆さんが、これからの未来を創造していく1つの手掛かりとなるためにWomen in Techが開催してきた「未来ワークショップ」ですが、今回初めて公立高校で開催しました。

本ワークショップは現実空間とメタバースを融合し、ハイブリッドで開催しました。

まず、一人ひとりが手元のタブレットからメタバース空間に入り、東京にいるファシリテーターとつながってビジョニングセッションと授業を実施。ビジョニングセッションでは「学校で何を変えたいか」という身近な問いに対して自由に意見を出し、ファシリテーターとの対話を通して世界を描いていく体験をしました。授業では現在使われているテクノロジーの具体事例をご紹介しました。参加者からは「初めてメタバースを使ってみたが、ゲーム感覚でできた」などの声があり、テクノロジー体験として楽しんでいただけました。

後半のグループワークは現地の三原高校で、「授業・給食・部活という身近な場面」×「SDGs課題」について、テクノロジーを使って解決するアイデアを出し合い発表しました。参加した学生からは「普段生きていて自分ごととして捉えにくいSDGsについて考えたり、実際に出た意見をそのままの形で再現したり、自分が考えたことを実現することで少しでも人を救えるかもしれないと考えたら、とても楽しかった」という感想をいただきました。

私たちは、未来を創造する原動力は人の「~したい」という“思い”だと考えています。未来ワークショップに参加して、1つ1つ小さいかもしれない「~したい」という思いを集めて、「もっとよい世界のイメージ」を膨らませた経験が、これからの世界を創っていく皆さんの引き出しの1つとなるよう、これからも取り組みを続けていきます。

綺麗な海と山に囲まれた三原市で、エネルギッシュな高校生とワークショップを賑やかに実施することができて、Women in Techメンバー自身もエネルギーをもらうことができ、わくわくした時間を過ごすことができました。

三原市では第2弾として、小学生向けの未来ワークショップを企画しており、そこでは今回参加した高校生にもファシリテーター役として協力してもらう予定です。

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