採用

デロイト トーマツ サステナビリティのプロフェッショナルインタビュー

キャリア採用

会計監査の経験を活かし、お客さまのサステナビリティの取り組みに寄り添う

Q. 非財務保証業務の仕事内容について教えてください。

A. 非財務保証業務とは、企業が(財務以外で)開示する情報を確認して、それが正しいものであることを保証するサービスです。具体的な保証内容としては、温室効果ガス排出量や女性管理職比率など、サステナビリティ関連の情報がメインです。例えば工場から排出される温室効果ガス量であれば、実際の工場に赴いて設備を確認したり、根拠とする計算方法や算出された数値などを確認します。

これまでも各企業はCSRという形で社会的責任を果たす活動に取り組んできていますが、近年では特に温暖化やSDGsなどの社会課題にフォーカスが当たっています。これらの取り組み状況は投資やビジネスにおいて重要な判断基準になっており、企業はサステナビリティ関連の取り組み状況を各種報告書や特設Webサイトを通じて情報開示しています。ここで私たちのような第三者が保証を行うことで客観的な信頼性を示すことができるので、とてもやり甲斐のある仕事と認識しています。

こうした第三者保証業務の他、独立性を確保しつつTCFD等サステナビリティに関連するアドバイザリー業務も行っています。

デロイト トーマツ サステナビリティ 株式会社
シニアスタッフ <2018年3月入社>

 

Q. デロイト トーマツ サステナビリティを選んだ理由を教えてください。

A. 私は新卒で有限責任監査法人トーマツに入社し、2021年5月からデロイト トーマツ サステナビリティに異動して現業務を行っています。

学生時代に会計士の資格を取得したため、就職活動は監査法人を中心に行っていました。いろいろな監査法人の方とお話させていただくなかで、特にデロイト トーマツ グループの方から熱い想いが伝わってきて「一緒に働けたら楽しそうだな」と感じました。加えて、デロイト トーマツ グループにはグローバルなネットワークがあることや、人間関係がフラットで働きやすさがあること、グループ内の異動も希望でき幅広い仕事の可能性があることなどを知り、入社を決めました。

もともと会計士の資格を持ち入社しましたが、会計だけに執着するつもりはありません。現在の仕事は、基本的な考え方は財務系の会計監査と共通するものがあります。現職への異動は、これまでのスキルや経験を活かすことができて、かつ関心がある社会課題に取り組めるので、キャリアを発展させる良い機会だと思いました。

 

 

Q. デロイト トーマツ サステナビリティで働くことの魅力はどんなところですか?

A. サステナブルな社会的意義のあるテーマに取り組めることです。環境や人権の問題は簡単に解決できるものではないため、みんなで取り組むことにも意義があります。クライアントには大手企業が多いため、世界や社会に与えるインパクトが大きく、先進的な取り組みを知る機会になることも多いので、とても勉強になります。

サステナブルな社会を実現するためのカギは、社会構造的な問題の解決だけでなく、互いのウェルビーイングや心地良さを大切にすることにもあると思うのですが、当社では働きやすい環境が実現されていることも大きな魅力です。上司は普段から頻繁に「仕事の忙しさはどう?」と気にかけてくれて、ありがたいと感じています。チームは関東圏と関西圏でメンバーが二分されていますが、リモートワークが根付いているため地理的な距離も問題になりません。自分の裁量で働きつつ、定期的にオンラインミーティングで進捗を共有するなど、とても働きやすい環境です。

 

Q. 今後の目標を教えてください。

A. サステナビリティに関する仕事は2年前に始めたばかり。まだ勉強のことが多く、先輩の助けをお借りしている日々ですが、今後は「この人に任せても大丈夫」とお客さまに信頼いただけるようになりたいです。世界情勢の変化やルール形成の動きも学んだうえで、経験を重ね、いろんな問題解決に貢献できればと思います。会計監査はルールもやることも確定していますが、サステナビリティはまだ不確定要素が多く、悩んでいるお客さまも多い印象です。当社は保証機関という独立した立場ではありますが、お客さまに寄り添いながら、誠実に対応していきたいですね。

仕事は好きですが、仕事ばかりではそれこそサステナブルな働き方からかけ離れてしまう気がします。心のゆとりを持ち、人生も仕事も楽しんでいきたいです。

 

※役職・内容はインタビュー当時のものになります。