ニュースリリース

広島県内の市町とスタートアップのオンラインマッチングを含む「ひろしまサンドボックス フィールドチャレンジ事業」を受託

地域課題の解決を目的として、広島県の市町等とスタートアップとのオンラインマッチングおよび実証実験プログラムを始動。AI/IoT、ビッグデータ等の最新のテクノロジーを活用し、地域発のイノベーション創出に寄与

2020年6月4日

デロイト トーマツ グループの有限責任監査法人トーマツ(東京都千代田区 包括代表:國井泰成、以下 トーマツ)とデロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:斎藤祐馬、以下DTVS)は、広島県の市町・団体(以下 市町等)と日本全国のスタートアップとのマッチングおよび実証実験プログラムを実施する「ひろしまサンドボックス フィールドチャレンジ事業」を広島県から受託しました。本受託事業ではDTVSが提供するスタートアップとの効率的で高精度なマッチングにより協業を加速させるSaaS型オープンイノベーションプラットフォームsix brainを自治体として初めて活用します。広島県内の市町等やスタートアップに向けたオンライン説明会を6月23日(火)に実施します。

ニュースリリース全文(482KB, PDF)

実証実験の背景

広島県では、地域におけるデジタル技術を試すことができる環境の整備や、全国から人材の呼び込みを目的としたオープンな実証実験の場として「ひろしまサンドボックス」を構築しています。広島県には、農家の高齢化や、空き家、交通手段の分断、ITインフラ整備の支援不足など、AI/IoTの活用による解決が求められている地域課題のフィールドが様々な分野にあります。そこで今年度はDTVSが提供しているsix brainを自治体として初めて活用し、日本全国のスタートアップと市町等とのマッチングをリモートで実現することで、地域発のイノベーションの創出と課題解決の加速を目指します。

six brainについて

DTVSがスタートアップ支援で培ってきたノウハウとデータを活用した全く新しいSaaS型のオープンイノベーションプラットフォームです。大手企業や自治体の担当者は自社、自治体の課題や地域のアセット(資源・資産など価値あるもの)の情報を入力するだけで、最適なスタートアップの情報を受け取ることができます。その際、AIが大手企業・自治体の課題とスタートアップのビジネスモデル・業界/商材の情報等の相関関係を、過去の協業データを元に分析することで、140文字程度のシンプルな協業案が自動作成され、どのように協業すれば良いか、システムからリコメンドが提供されます。six brainは2019年1月より一部の機能から順次サービス提供していましたが、2020年6月から本格展開します。デロイト トーマツでは本実証実験を初めに、six brainを活用した日本全国の地域課題解決を推進していきます。six brainの詳細は以下をご確認ください。
https://www.sixbrain.ai/
※外部サイトにリンクします

 

実証実験の概要

広島県内の市町等からの応募に基づき2つのコンソーシアムを選定し、six brainによる市町等と日本全国のスタートアップとのマッチングとその後の両者協働による実証実験プログラムを2020年10月~2021年3月まで行う予定です。AI/IoT、ビッグデータ等の最新のテクノロジーを持つスタートアップと自治体とのマッチング・協働を促進することで、県内の市町等が抱える課題を解決し、広島県発のイノベーションの創出を図ります。

図 実証実験のスケジュール

図 実証実験のスケジュール
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広島県内の市町等およびスタートアップに向けたオンライン説明会

課題を持つ広島県内の市町等や本実証実験に関心のあるスタートアップ向けに6月23日(火)にオンライン説明会を開催します。

日時:2020年6月23日(火)15:00-15:50
対象:課題を持つ広島県内の市町等、本実証実験に関心のあるスタートアップ、メディア関係者
※本プロジェクトに参加するスタートアップはsix brainへの事前登録が必要です。
 登録には審査があります。

six brain利用料:無料と有料基本プランを用意しています。
six brain登録について:https://www.sixbrain.ai/

オンライン説明会の詳細および申し込み方法は以下をご確認ください。
こちら
※外部サイトにリンクします

 

デロイト トーマツ グループは、日本最大規模のプロフェッショナルサービスファームとして有する圧倒的な専門性・総合力と、データ・アナリティクスやデジタル・テクノロジーに関する最先端の実践的知見を融合することで、経済社会や産業の将来像を指し示し、その実現に必要とされる経営変革と社会イノベーションを加速させる「経済社会の変革のカタリスト」となることを目指しています。オープンイノベーションにおいては、スタートアップを取り巻く様々なステークホルダーが協働し、数多くの優良イノベーションを生み出すエコシステム形成を促進、世界に広げていくことを推進しています。

<報道機関の方からの問い合わせ先>

デロイト トーマツ グループ 広報担当 内山
(デロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社)
Tel: 03-6213-3210
Email: press-release@tohmatsu.co.jp

デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック リミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイト トーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市以上に1万名を超える専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト(www.deloitte.com/jp)をご覧ください。

Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよび関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体であり、第三者に関して相互に義務を課しまたは拘束させることはありません。DTTLおよびDTTLの各メンバーファームならびに関係法人は、自らの作為および不作為についてのみ責任を負い、互いに他のファームまたは関係法人の作為および不作為について責任を負うものではありません。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。

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Deloitte(デロイト)は、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務およびこれらに関連するプロフェッショナルサービスの分野で世界最大級の規模を有し、150を超える国・地域にわたるメンバーファームや関係法人のグローバルネットワーク(総称して“デロイトネットワーク”)を通じFortune Global 500®の8割の企業に対してサービスを提供しています。“Making an impact that matters”を自らの使命とするデロイトの約312,000名の専門家については、(www.deloitte.com)をご覧ください。