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海外サービスロボット事情〜業務用途における主要事例紹介〜

一般社団法人日本ロボット工業会機関誌『ロボット』2020年5月号(No. 254)掲載

サービス業を顧客(ユーザ)とするロボット業界(業務用サービスロボット)について、業界全体を俯瞰の上、海外の先進事例について紹介する。

現在、地球上の人類が直面する最重要課題として新型コロナウイルス感染症への対処が求められている。対処方法として、密閉・密集・密接のいわゆる『三密』を避ける社会・企業活動、ソーシャルディスタンスへの配慮などが強く打ち出され、ウィズ/ポストコロナの世界でのニューノーマルが模索されている。特に人と人の『非接触』という文脈で、病院内・鉄道車両の消毒や荷物の配送の場面でロボットが果たす社会的意義が改めて注目されている。

本稿は、新型コロナウイルス感染症への対応を扱ったものではないが、サービス業を顧客(ユーザ)とするロボット業界(業務用サービスロボット)について,業界全体を俯瞰の上,海外の先進事例について紹介している。ウィズ/ポストコロナの社会は、人とロボットによる一層の共創・協力関係の構築が不可欠である。本稿が、少しでもロボット関係者の皆様への示唆となれば幸いである。

海外サービスロボット事情 [PDF, 2.2MB]

著者

デロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社
リサーチ&ナレッジマネジメント 重工業セクター 
シニアアソシエイト 上村 沢雄

※上記の所属等は、執筆時点のものとなります。
※本コラムは、一般社団法人日本ロボット工業会の許諾を得て、機関誌『ロボット』2020年5月号(No. 254)掲載への寄稿記事を転載したものです。断りなく複写・転載はご遠慮ください。

 

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