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国際会計基準審議会(IASB)及び国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が、2023年1月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表

IAS Plus 2023.01.30  

IASB及びISSBの2023年1月に改訂されたワーク・プランでは、「IFRS第9号の適用後のレビュー 分類および測定」がプロジェクトの完了によりリサーチ・プロジェクトから削除された他、多数のプロジェクトの予定時期が変更されている。

2023年1月の国際会計基準審議会(IASB)及び国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の会議を受け、ワーク・プランが前回更新された2022年12月以来、どのような変更及びその他の進展があったかを理解するために、IFRS財団ウェブサイトのワーク・プランを分析した。

以下は、2022年12月19日(デロイト トーマツのWebサイト-※1)の前回の分析からワーク・プランに行われたすべての変更の分析である。

 

基準設定プロジェクト

  • 「開示イニシアティブ-的を絞った基準レベルでの開示のレビュー」
    本プロジェクトの要約の公表が2023年3月に予定されている(以前は2023年第1四半期)。
  • 「中小企業向けIFRSの包括的なレビュー 第2回」
    公開草案のフィードバックが2023年第2四半期に予定されている(以前は2023年上半期)。

メンテナンス・プロジェクト

  • 「金融商品の分類および測定の修正」
    本プロジェクトの公開草案が2023年3月に予定されている(以前は2023年第1四半期)。
  • 「国際課税改革-ピラー2モデルルール」
    公開草案のフィードバックが2023年4月に予定されている。
  • 「交換可能性の欠如(IAS第21号の修正)」
    IAS第21号の最終修正が2023年下半期に予定されている(以前は2023年上半期)。
     

リサーチ・プロジェクト

  • 「持分法」
    プロジェクトの方向性の決定が2023年4月に予定されている。
  • 「採掘活動」
    プロジェクトの方向性の決定が2023年下半期に予定されている(以前は2023年第2四半期)。
  • 「IFRS第15号『顧客との契約から生じる収益』の適用後のレビュー」
    情報要請が2023年第2四半期に予定されている(以前は2023年上半期)。
  • 「IFRS第9号の適用後のレビュー 分類および測定」
    最終プロジェクト報告書及びフィードバック・ステートメントの公表によって2022年12月21日にプロジェクトが完了したため、ワーク・プランから削除された。

戦略及びガバナンス・プロジェクト

  • 「アジェンダ優先事項に関するISSB協議」
    情報要請が2023年第2四半期に予定されている(以前は2023年上半期)。

 

その他のプロジェクト

  • 「IFRSサステナビリティ開示のタクソノミ」
    IFRSサステナビリティ開示のタクソノミ案が2023年下半期に予定されている。

 

上記は、2022年12月19日と2023年1月30日の、IASB及びISSBのワーク・プランの忠実な比較である。

現在のワーク・プランについては、いつでもこちら(IFRS財団のWebサイト-英語※ 2)からアクセスできる。



》IASB及びISSBのワーク・プラン(IFRS財団のWebサイト-英語)
》Deloitteのプロジェクト・ページ(IAS Plus-英語)

 

 

※1》「国際会計基準審議会(IASB)及び国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、2022年12月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表」(デロイト トーマツのWebサイト)
※2》 ‘Work plan’(IFRS財団のWebサイト-英語) 
 

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