ナレッジ
IASBが、金利指標改革-フェーズ2を提案:IFRS第9号、IAS第39号、IFRS第7号、IFRS第4号およびIFRS第16号の修正案
IFRS in Focus 2020.04.16
2020年4月にIASBが公表した公開草案ED/2020/1「金利指標改革-フェーズ2」(IFRS第9号、IAS第39号、IFRS第7号、IFRS第4号およびIFRS第16号の修正案)を取り扱っている。
本IFRS in Focusは2020年4月にIASBが公表した公開草案ED/2020/1「金利指標改革-フェーズ2」(IFRS第9号、IAS第39号、IFRS第7号、IFRS第4号およびIFRS第16号の修正案)を取り扱っている。
これは、IASBが実施している金利指標改革(IBOR改革)に関する2段階プロジェクトの第2フェーズである。
・EDは、最終化された場合、財務諸表の利用者に有用な情報を提供しない会計上の影響を生じさせることなく、銀行間取引金利(IBOR)から代替的なリスク・フリー・レート(RFRs)へ移行する影響を企業が反映することを可能とする。
・ 修正案は、多くの企業、特にIBOR改革の対象となる金融資産、金融負債またはリース負債、そしてIFRS第9号またはIAS第39号のヘッジ会計の要求事項をIBOR改革により影響するヘッジ関係に適用する企業に影響を及ぼす。
・ 修正案は強制的に適用される。
・修正案の発効日は、2021年1月1日以後に開始する事業年度であり、早期適用は認められる。
・修正案は遡及的に適用され、IBOR改革によって直接要求される変更のみを理由に中止されたヘッジ関係の復活が含まれる。
・本提案に関するコメントは、2020年5月25日まで募集される。
IFRSセンター・オブ・エクセレンス日本は、このニュースレターの日本語訳を公表した。
『IFRS in Focus-IASBが、金利指標改革-フェーズ2を提案: IFRS第9号、IAS第39号、IFRS第7号、IFRS第4号およびIFRS第16号の修正案』
≫英語版 (IAS Plus)
*********************************************************
IFRSサイト トップページはこちら