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IASB は、会計上の見積りの定義を明確化するためにIAS第8号を修正  

IFRS in Focus 2021.02.12

2021年2月12日にIASBが公表した「会計上の見積りの定義」(IAS第8号「会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬」の修正)を取り扱っている。

本IFRS in Focusは、2021年2月12日にIASBが公表した「会計上の見積りの定義」(IAS第8号「会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬」の修正)を取り扱っている。

  • IAS第8号は、会計上の見積りの変更の定義を会計上の見積もりの定義に置き換えるために修正されている。新しい定義では、会計上の見積りは「財務諸表上の貨幣金額のうち測定の不確実性に晒されているもの」である。
  • IASBは、新たな情報または新たな進展から生じる会計上の見積りの変更は、誤謬の訂正ではないことを明確化している。さらに、会計上の見積りを行うために使用するインプットまたは測定技法の変更の影響は、過年度の誤謬の訂正から生じるものではない場合には、会計上の見積りの変更である。
  • 本修正は、2023年1月1日以後に開始する事業年度に、当該期間の期首以後に生じた会計方針の変更及び会計上の見積りの変更に対して発効する。早期適用は認められる。



IFRSセンター・オブ・エクセレンス日本は、このニュースレターの日本語訳を公表した。
 

『IFRS in Focus-IASB は、会計上の見積りの定義を明確化するためにIAS第8号を修正』


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