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IASBが金融商品の分類および測定の要求事項の修正を公表
iGAAP in Focus 2024.06.04
本iGAAP in Focusでは、IFRS第9号「金融商品」およびIFRS第7号「金融商品:開示」を修正する「金融商品の分類および測定に関する修正」を解説する。
本 iGAAP in Focusは、IFRS第9号「金融商品」およびIFRS第7号「金融商品:開示」を修正する「金融商品の分類および測定に関する修正」を解説する。当該修正は、2024年5月に国際会計基準審議会(IASB)によって公表された。
- IASBは、以下の項目に対応するIFRS第9号の修正を公表した。
– 電子送金で決済される金融負債の認識の中止
– 金融資産の分類-基本的な融資の取決めと整合的な契約条件
– 金融資産の分類-ノンリコース要素を有する金融資産
– 金融資産の分類-契約上リンクしている商品
- IASBは、IFRS第7号に対する以下の修正も公表した。
– 開示-その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものとして指定した資本性金融商品に対する投資
– 開示-偶発的事象の発生(または不発生)に基づいて契約上のキャッシュ・フローの時期または金額を変化させる可能性のある契約条件 - 本修正は、2026年1月1日以後開始する事業年度から適用され、早期適用は認められる。
IFRSセンター・オブ・エクセレンス日本は、このニュースレターの日本語訳版を公表した。
『iGAAP in Focus財務報告「IASBが金融商品の分類および測定の要求事項の修正を公表」』
≫英語版 (IAS Plus)
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