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IASB、年次改善プロセスの一環としてIFRS会計基準の修正を公表 

iGAAP in Focus 2024.07.23

本iGAAP in Focusでは、2024年7月に国際会計基準審議会(IASB)から公表された「IFRS会計基準の年次改善(第11集)」を解説する。

本iGAAP in Focusでは、2024年7月に国際会計基準審議会(IASB)から公表された「IFRS会計基準の年次改善(第11集)」を解説する。

  • IASBは、年次改善プロセスの一環として、以下のIFRS会計基準の修正を公表した。

    – IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」
        » 初度適用企業によるヘッジ会計
    – IFRS第7号「金融商品:開示」
        » 認識の中止に係る利得または損失
        » 公正価値と取引価格との間の繰延差額の開示
        » 信用リスクの開示 
    – IFRS第9号「金融商品」
        » リース負債の認識の中止
        » 取引価格
    – IFRS第10号「連結財務諸表」
        » 「事実上の代理人」の判定
    –IAS第7号「キャッシュ・フロー計算書 
         » 原価法
  • 本修正は、2026年1月1日以後開始する事業年度から適用され、早期適用が認められる。企業が本修正を早期適用する場合、その旨を開示することが要求される。

 

IFRSセンター・オブ・エクセレンス日本は、このニュースレターの日本語訳版を公表した。

 

『iGAAP in Focus財務報告「IASB、年次改善プロセスの一環としてIFRS会計基準の修正を公表」』

 

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