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Asia's economic frontier: Learn from Asia's business context
新たなアジアビジネスの台頭に、金融業はいかに学び・変化するか
事業環境が大きく変化する時代の海外ビジネス・新規事業には、何が重要になっているのでしょうか?新たな市場を捉える上で、新興国から学ぶ、異業種から学ぶといった視点が欠かせません。本稿ではASEANの異業種(ライドシェア)をケースに、コンテクスト(文脈)マネジメントの概念も取り上げ、金融業への示唆を検討します。
~本文より抜粋~
Ⅰ. 世界の変化:Great transition periodと日本
”日本の前を走っているケースは隣の国々にある。海外進出で成功を収めるためには、日本主導にかかわらず、他国から謙虚に学ぶ姿勢が求められるのではないか。・・・”
Ⅱ. 視点の転換:アジアから学ぶ、 新興と呼ばれる領域から学ぶ
1. 新興国参入戦略から、新興国に学ぶ時代へ:GAFAやBATJの次は?
”巨大欧米企業が苦しむ中、新たなプレイヤーが台頭している。これは、旧来型ビジネスに限ったことではない。今は「新興国プレイヤーに学ぶ」時代に入っている。・・・”
2. 新興ビジネスの巨大企業:Uberでさえも負ける市場
”アジア新興市場では、旧来(伝統的)ビジネスだけでなく、新興ビジネスでも欧米発の企業が大苦戦をしているケースが珍しくない。・・・”
3. Regional Giantの台頭に目が向いているか:地域を跨いで成長するGrab
”東南アジアを回るのであれば、財布はなくても、Grabがないと困る、といった声も多い。なぜここまで展開できたのか。・・・”
4. Local Giantという切り口:生活者に寄り添うGO-JEK
”元からあるものへの価値再考という視点は、“フロンティア喪失”に悩む日本企業が学ぶ視点になるのではないか。・・・”
Ⅲ. Logicからコンテクストへ
1. 使い慣れた定義の罠
2. 文脈の重要性:その地に生きる生活者に寄り添う
3. コミュニティの再構築:ゼロからの事業創造に固執しない
4. 変わる参入戦略の括り:国別参入で思考停止していないか?